呪術廻戦考察 万は器=伏黒津美紀に抵抗される? 抵抗されない?
伏黒津美紀に受肉した万が伏黒恵に受肉した宿儺と戦う!
「呪術廻戦」第216話は、どうやら宿儺と万(よろず)の戦いが仙台結界(コロニー)の中で始まろうとしているところで終わるようです。
伏黒恵に受肉した宿儺と伏黒津美紀に受肉した万が戦うようになるというのは、なんとも皮肉な展開のように思えますが…
宿儺は、自分の中の伏黒恵を完全に沈めるために伏黒恵にとって大切な存在である伏黒津美紀を破壊することを目的に万と戦おうとしているようですから…
伏黒姉弟に受肉した者同士が戦うようになったのは、皮肉なことではあっても、けっして偶然ではなく、必然的なことだったみたいです!
宿儺が伏黒恵の抵抗に遭っていたのだから…
宿儺は、虎杖悠仁に代わり、新たに自分の器となった伏黒恵の内側からの抵抗に遭って…
呪力出力が、時によっては一割以下まで低下してしまっていました。(呪術廻戦 第214話~第215話)
呪いの王=宿儺でさえ器=伏黒恵の抵抗に遭い、呪力出力を極端に低下させてしまっていたくらいなのですから…
万もまた器になっている伏黒津美紀の抵抗に遭ったりするのでしょうか?
万が戦おうとしている相手が、他の者だったら、それはあまり考えられないかもしれませんが…
万が戦おうとしている相手が、伏黒恵の体を乗っ取った宿儺となってきますと、話は変わってくるかもしれませんね!?
万に伏黒恵の体を傷つけないようにさせるために伏黒津美紀が、万が力を発揮するのを邪魔しようとするということも考えられそうだからです!
はたして万は、伏黒津美紀の抵抗に遭うのでしょうか?
それとも、万が伏黒津美紀の抵抗に遭うことはないのでしょうか?
考えていってみたいと思います!
万は伏黒津美紀に抵抗される? 抵抗されない?
万は伏黒津美紀に抵抗される!?
万(よろず)は宿儺と戦いたがっていたくらいですから、自分の力に相当な自信があるのでしょうが…
羂索が「最強」と太鼓判を押す宿儺(呪術廻戦21巻 第187話)でさえ前述しましたように伏黒恵の抵抗に遭い、呪力出力を著しく低下させていたくらないなのですから…
万も伏黒津美紀の抵抗に遭う可能性は十分にあるのではないかと思います。
もちろん伏黒津美紀が、自らを器にしている万の邪魔をすれば、それだけ自分の体が宿儺に破壊されてしまう可能性を高めることになるわけですが…
それでも、伏黒津美紀としては、伏黒恵の体を傷つけようとする万にそのまましたいようにさせておくなどということはできないのではないでしょうかね?
伏黒津美紀は万に抵抗することができない!?
ですが… 伏黒津美紀が、どんなに万に対して抵抗したいと想っても抵抗できないということも十分にあり得ると想います。
その理由は、二つ考えられます!
まず一つ目の理由は、伏黒津美紀は、血のつながらない弟=伏黒恵とは違って呪術師ではなかったということです。
伏黒恵は元々呪術師であったからこそ宿儺に受肉され、体を乗っ取られてしまっても、宿儺に抵抗することができたのかもしれません。
ですが… 元々呪術師ではなかった伏黒津美紀では、仮に意識が完全に沈んでしまっていなくて、自らの体を乗っ取った万に対して抵抗したいと思ったとしても…
万に対して抵抗することはできないかもしれません!
そして、もう一つの理由は、宿儺に体を乗っ取られたばかりだった伏黒恵の場合とは違って…
伏黒津美紀は、万に受肉されてから時間が経っていることです。
羂索の無為転変によって脳を整えられ、器としての伏黒津美紀の強度が高められ、万が目を醒ましたのは、渋谷事変の日のことでしたが…
それまで1年7か月、伏黒津美紀はずっと眠ったままになっていたわけですから…(呪術廻戦 第212話)
万は、既に1年7ゕ月前に伏黒津美紀に受肉していたのでしょう。
ですから… その間に伏黒津美紀が、万によって抵抗をする力をすっかり奪われてしまっているということも十分に考えられそうです。
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※この記事は集英社刊ジャンプコミックス・芥見下々著「呪術廻戦」1~22巻、「呪術廻戦0巻 東京都立呪術高等専門学校」「呪術廻戦刃公式ファンブック」、週刊少年ジャンプなどを資料にしています。
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