呪術廻戦考察 幻獣琥珀を使って人の域を超えた鹿紫雲一の強さを推察する
術式「幻獣琥珀」を使って人の域を超えた鹿紫雲一
週刊少年ジャンプ2023年44号に掲載された「呪術廻戦」第237話では、鹿紫雲一が、術式「幻獣琥珀」（げんじゅうこはく）によって自らの肉体を作り変えていました。
電気と同じ特性を持つ呪力から変換できるあらゆる現象を実現するために「幻獣琥珀」によって肉体を作り変えた鹿紫雲一は
・脳内の電気信号の活性化による敏捷性（アジリティ）の向上
・物質の固有振動数に最適化・同調する音波
・照射されたものを蒸発させる電磁波
などを実現できるようになっていて、その肉体は人の域を超えたものになっているようです。
術式「幻獣琥珀」を使うことは鹿紫雲一の命が終わることを意味していた
しかし… 術式「幻獣琥珀」によって人の域を超えた肉体を持った鹿紫雲一ですが、その術式終了後に肉体は崩壊してしまうようですから…
術式「幻獣琥珀」を使うことは、鹿紫雲一の命が終わることを意味していました。
死滅回游の東京第２結界（コロニー）で秤金次と戦った鹿紫雲一は、術式を使っていなかった事を秤に見抜かれると
「俺の術式は一発それっきりだからな 宿儺にしか使う気がなかっただけだ」
と言っていましたが…（呪術廻戦21巻 第190話）
「俺の術式は一発それっきり」というのは、術式を使えば、術式終了後に肉体が崩壊し、命を失うことになるという事だったんですね！
そういう事ならば、秤金次に負けそうになっても宿儺との戦いでしか使わないと以前から決めていた術式を使わなかったのも当然だと納得できますね！
では… 使えば命を失う事を覚悟した上でしか使えない術式「幻獣琥珀」によって人の域を超えた肉体となった鹿紫雲一の強さは、はたしてどのくらいのものなのでしょうか？
考えていってみたいと思います！
幻獣琥珀で人の域を超えた肉体となった鹿紫雲一はどのくらい強いのか？
「幻獣琥珀」を使った鹿紫雲一は鬼人・禪院甚爾や禪院真希よりも強い!?
天与呪縛：フィジカルギフテッドによって鬼人と言われる超身体能力を禪院甚爾（結婚後は伏黒姓となり伏黒甚爾）は持っていました。
禪院蘭太が「今の禪院家が在るのは甚爾さんの気まぐれだ!!」と言っていたのは（呪術廻戦17巻 第150話）禪院甚爾がその気になれば禪院家を滅ぼしてしまえるほどの力を持っていたためです。
禪院真希は、死滅回游の桜島結界（コロニー）での呪霊になった禪院直哉との戦いの途中で覚醒し、禪院甚爾と並ぶ鬼人になりましたが…（呪術廻戦22巻 第198話）
禪院甚爾と並ぶ鬼人になる以前の禪院真希が、禪院家を壊滅させていましたので…（呪術廻戦17巻 第149話～第152話）
「今の禪院家が在るのは甚爾さんの気まぐれだ!!」と禪院蘭太が言っていたとおりに禪院甚爾に禪院家を壊滅させることが出来たのは間違いありません。
禪院甚爾と並ぶ鬼人になった禪院真希は、温度や密度の違いで空気に存在していた面をも捉えられるようになっていましたから…（呪術廻戦22巻 第197話）
かつての禪院甚爾や覚醒後の禪院真希は、常人を超える存在になってはいたのでしょう。
ですが… それは、人間が、人間の肉体のままで到達し得る最高地点であって…
術式「幻獣琥珀」によって人の域を超えた肉体を持った鹿紫雲一の力は、その禪院甚爾や禪院真希の力をも超えたものとなっているのではないかと思われます。
ですから… 術式「幻獣琥珀」の効果により鹿紫雲一が人の域を超えた肉体をどれだけの間、維持できるのかはわかりませんが…
術式終了までの間の鹿紫雲一の強さは、鬼人・禪院甚爾や覚醒後の禪院真希以上のものになっている事は、おそらく間違いないだろうと思います。
本来の姿に戻った宿儺には「幻獣琥珀」を使った鹿紫雲一でも敵わない!?
ですが… 術式「幻獣琥珀」で人の域を超えた肉体となった鹿紫雲一の力をもってしても本来の姿に戻った宿儺には敵わないのでしょうね？
「幻獣琥珀」で人の域を超えた肉体となった鹿紫雲一の攻撃を受け、ダメージを負った宿儺は、肉体を修復させるために中断していた受肉後の変身を再開させ、本来の姿に戻りましたが…
宿儺が、このまま鹿紫雲一に倒され、乙骨憂太たちが宿儺と戦わずに終わってしまうという展開は、まず考えられないでしょうからね!?
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※この記事は集英社刊ジャンプコミックス・芥見下々著「呪術廻戦」1～23巻、「呪術廻戦０巻 東京都立呪術高等専門学校」「呪術廻戦刃公式ファンブック」、週刊少年ジャンプなどを資料にしています。
本文中（ ）内に呪術廻戦○巻 第○話とある場合は該当巻・該当話を参照したことを意味します。
