呪術廻戦考察 五条悟は宿儺と戦う前に復活の準備をしていたのか?
五条悟には宿儺と戦う前にやっておきたいことがあった!
現代最強の術師・五条悟と史上最強の術師・宿儺の最強対決は、五条悟が宿儺に胴体を真っ二つにされて終りましたが…(呪術廻戦 第236話)
五条悟は、獄門彊への封印から解放され、羂索のところに現れた時に心の声で
「……まあ僕としても宿儺と戦う前にやることをやっておきたい…」
と言っていました。(呪術廻戦 第221話)
五条悟がやっておきたかったのが復活の準備とは考えられないか?
その五条悟が、宿儺と戦う前にやっておきたかったことが、宿儺に敗れた場合の復活の準備だということは考えられないでしょうか?
胴体を真っ二つにされてしまった五条悟が.復活するなど普通に考えたらあり得ないはずですが…
五条悟が、自分が宿儺に倒された場合に備えて、復活のための特別な準備をしていたとなれば、五条悟の復活もあり得ないことではなくなってくるかもしれませんね?
では… 五条悟が、「僕としても宿儺と戦う前にやることをやっておきたい」と心の声で言っていたのが、宿儺に倒された自分が復活するための準備だったということは、はたしてあり得るのでしょうか?
考えていってみたいと思います!
五条悟が復活の準備をしていたということは考えられるか?
五条悟が宿儺と戦う前にやっておきたかったことは?
宿儺に胴体を真っ二つにされた後、五条悟が空港らしきところで既に亡くなっている夏油傑、七海建人、灰原雄らと会っていたのが…
絶命寸前の五条悟が見た脳内ビジョン(五条悟言うところの「俺の妄想」)だったのか、それとも五条悟の魂が、「あの世」「死後の世界」的なところに実際に行っていたのかはわかりませんが…
その空港のようなところで妄想(脳内ビジョン)を見ているのであってもそうでなくても「いいじゃないか どっちだって」と夏油傑に言われると五条悟は
「よくねぇよ父親のことも……」
「…… まあそっちは硝子に頼んだしいっか」
と言っていましたから…(呪術廻戦 第236話)
五条悟は、自分が宿儺に敗れ、絶命してしまった場合には、伏黒恵に彼の父親=伏黒甚爾の命を奪ったのが自分だった事、そして、そうなるに至った経緯を説明してくれと家入硝子に頼んでおいたのでしょう。
宿儺に倒されてからも、その事をあの空港のようなところで言っていたくらいですから、五条悟が伏黒恵にその件を話していなかった事を気にかけていたことは間違いありません。
ですから、五条悟が、羂索のところに現れた時に心の声で「……まあ僕としても宿儺と戦う前にやることをやっておきたい…」と言っていたのは…
自分が宿儺に敗れた場合にも伏黒恵に彼の父親=伏黒甚爾の命を奪ったのが自分だった事、そして、そうなるに至った経緯を伝えられるようにしておくことだった可能性が非常に高いように思えます。
もしも、そのとおりだったとしたら… 五条悟が宿儺と戦う前にやっておきたかったことは、宿儺に敗れた場合に復活できるようにするための準備などではなかったということになりますね!
宿儺に敗れた後の五条悟の様子からしても復活の準備がしてあるとは思えない!
また… 宿儺に胴体を真っ二つにされて敗れた後、空港のようなところにやって来た五条悟が話していた内容からすると…
五条悟は、自分が全力を出し、ベストを尽くして戦っても宿儺には敵わなかったことを納得していたようでした。(呪術廻戦 第236話)
そして、空港のようなところにやって来た五条悟の言動からは、復活の準備が整えてあるようには全く思えませんでしたから…
やはり五条悟は、宿儺に敗れた場合に備え、復活の準備などしてはいなかったのではないかと思います!
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※この記事は集英社刊ジャンプコミックス・芥見下々著「呪術廻戦」1~24巻、「呪術廻戦0巻 東京都立呪術高等専門学校」「呪術廻戦刃公式ファンブック」、週刊少年ジャンプなどを資料にしています。
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