呪術廻戦考察 秤金次 呪力はザラついている熱い男だった
秤金治の呪力はザラついている!
「呪術廻戦」第157話で秤金治に殴られながら虎杖悠仁は
「なんだ この人の打撃は……!? 威力の大小以前に痛い!! ヤスリのついたバットでぶん殴られてるみてぇだ…!!」
と心の声で言っていました。
殴られて痛みを強く感じるのは、打撃の威力が大きい時であって、威力の大小以前に痛いというのは、感覚的にちょっとわかりにくいですが…
打撃を繰り出していた秤金治が
「痛ぇだろ 五条さんが言うにはな 俺の呪力は他の奴よりザラついているらしいぜ」
と自分のパンチが「威力の大小以前」の痛みを与える理由を説明してくれていました。
では… 呪力がザラついているために打撃が威力の大小以前に痛くなるというのは、いったいどういうことなのでしょうか?
呪力がザラついていると打撃が威力の大小以前に痛くなる理由
呪術師は、呪力を載せて打撃を放ちます。
虎杖悠仁の逕庭拳は、高速の打撃に呪力の流れが追いつかず、時間差で呪力がぶつかり、二段攻撃となるものですが…
秤金治の場合は、打撃に載せる呪力が、形状的にヤスリのようになっているか、あるいは性質的にヤスリ的な要素を持っているのではないでしょうかね?
そのために打撃をくらった相手は、ヤスリのついたバットで殴られたような痛みを感じ…
五条悟は、そのことを「呪力がザラついている」と表現したのかもしれません。
秤金治は実は熱い男だった!
秤金治はギャンブル大好きの変人かと思ったが…
「呪術廻戦」第155話で秤金治は
「生きることはギャンブルだ」
「俺は“熱”を愛している “熱”は“賭け”(ギャンブル)で“賭け”(ギャンブル)は人生だ そして“愛”とは“支配”だ」
などと語っていました。
この時点では、ちょっと変わった思考回路を持ったギャンブル大好き男のようにも思えた秤金治でしたが…
実は、弱っている者、困っている者を放ってはおけない熱い男らしいということも「呪術廻戦」第157話でわかりました。
秤金治は人助けで熱くなっている男だった!
虎杖悠仁の熱に動かされ、彼の言うことを聞く気になった秤金治を見ながら星綺羅羅が
「上の連中は嫌いだけどね なんやかんや高専で人助けしてた金ちゃんが一番熱かったから」
と言っていましたから間違いありません。
「呪術廻戦公式ファンブック」で百鬼夜行の時に京都に行った秤金治が、保守派の人間ともめて、ボコり、停学になったことが明かされていましたが…
保守派の人間ともめたてボコってしまったのも一般人の命を軽視され、ブチギレしたとかそんな理由からだったのではないでしょうかね!?、
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※この記事は集英社刊ジャンプコミックス・芥見下々著「呪術廻戦」1~18巻、「呪術廻戦0巻 東京都立呪術高等専門学校」「呪術廻戦公式ファンブック」、週刊少年ジャンプなどを資料にしています。
本文中( )内に呪術廻戦○巻 第○話とある場合は該当巻・該当話を参照したことを意味します。