鬼滅の刃考察 元鳴柱・桑島慈悟郎は獪岳を自分で倒したかった?
善逸の師=元鳴柱・桑島慈悟郎は切腹してしまった
我妻善逸が「爺ちゃん」と呼ぶ彼の師匠=元鳴柱で育手をしていた桑島慈悟郎は、自分の弟子が鬼になってしまったために切腹をしてしまいました。
その弟子とは、堕姫・妓夫太郎が倒された後、上弦の陸となった獪岳ですが…(鬼滅の刃17巻 第144話)
もしも、桑島慈悟郎は、鬼となった弟子・獪岳を自らの手で倒すことができるならば、そうしていたのではないでしょうか?
元鳴柱・桑島慈悟郎の右足を失っていた
桑島慈悟郎の右足は義足でしたから… おそらく鬼との戦いで右足を失い、柱から引退することにしたのではないかと思います。
音柱・宇髄天元も上弦の陸・堕姫・妓夫太郎との戦いで左腕と左目を失い、柱から引退していましたから、その可能性は高いと思います。
桑島慈悟郎は獪岳を倒せなかったのか? 倒さなかったのか?
桑島慈悟郎は獪岳を倒せなかった!?
自分の弟子が鬼になってしまった以上、本来ならば鬼になった弟子を自らの手で始末することによって責任をとるべきだが…
鬼となり雷の呼吸と人外の力を併せ持つようになった獪岳を倒すことは、もはや現在の自分の力ではできないと悟り、桑島慈悟郎は切腹をしたのではないでしょうか?
もしもそうだとすれば、鬼となってしまった獪岳を善逸が倒してくれることを願いながら桑島慈悟郎は切腹をしたのかもしれませんね。
桑島慈悟郎は自分の弟子を始末する非情さを持っていなかった
鬼になることによって雷の呼吸の力に加え人外の力も併せ持ったとはいえ、まだ未熟であり、自分の力を使いこなせるようにはなっていなかった獪岳を討つだけの力は…
失った右足を義足で補う状態になっていたとはいえ、元鳴柱である桑島慈悟郎は有していたのかもしれません。
ですが、自分の弟子であった獪岳を討つ非情さを持ちあわせていなかったために桑島慈悟郎は切腹をすることにしたのではないでしょうか?
桑島慈悟郎は獪岳が鬼になったのは全て自分の責任だと思っていた
獪岳が鬼になる事を選択したのは、けっして彼の師である桑島慈悟郎の責任などではなく…
獪岳が生来そういう選択をしてしまう人間だったということに他ならないでしょう。
ですが、桑島慈悟郎はそうは考えずに獪岳が鬼になるという選択をしてしまったのは、全て師である自分の責任と考え… 切腹をすることによって責任をとろうとしたのかもしれません。
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※この記事は集英社刊ジャンプコミックス・吾峠呼世晴著「鬼滅の刃」1~23巻、「鬼滅の刃公式ファンブック鬼殺隊見聞録」、「鬼滅の刃公式ファンブック鬼殺隊見聞録・弐」などを資料にしています。
本文中( )内に鬼滅の刃○巻 第○話とある場合は該当巻・該当話を参照したことを意味します。