幽☆遊☆白書考察 蔵馬が鴉戦で妖狐の姿になった時の強さについて考える
魔界にいた時の蔵馬はA級妖怪だった
蔵馬は元々魔界にいた頃はA級妖怪でした。(幽☆遊☆白書16巻 全てが止まった瞬間(とき)!!の巻)
しかし、追跡者(ハンター)=霊界特別防衛隊に深手を負わされ、霊体の状態で人間界に逃げ込み、生命になる寸前の受精体に憑依したため…(幽☆遊☆白書3巻 母と子の絆!!の巻)
A級だった力を失っていました。
暗黒武術会で妖狐の姿に戻った蔵馬
ですが… 暗黒武術会の裏浦島との戦いの最中に裏御伽闇アイテム逆玉手箱から出たケムリを吸った結果、蔵馬は元の妖狐の姿に戻りました。((幽☆遊☆白書9巻 玉手箱が開く時!!の巻)
そして、逆玉手箱から出たケムリの元となった前世の実を鈴木から渡された蔵馬は…(幽☆遊☆白書11巻 嵐の前!!の巻)
鴉との戦いでも妖狐の姿に戻っていました。(幽☆遊☆白書11巻 見えない技!!の巻~秘技応酬!!の巻)
ですが… 妖狐の姿になっても蔵馬は鴉を圧倒はしていませんでした。
鴉との戦いで妖狐の姿に戻った時の蔵馬は、A級妖怪だった時の妖力を取り戻してはいなかったのでしょうか?
考えていってみたいと思います。
鴉との戦いで妖キ狐の姿になった蔵馬の強さはA級には戻っていなかった?
鴉はB級の下位妖怪?
鴉と武威が戸愚呂兄弟に従っていたのは、戸愚呂兄弟が鴉と武威よりも強いからだと戸愚呂兄は言っていましたが…(幽☆遊☆白書10巻 強者の論理!!の巻)
鴉と武威が戸愚呂兄より弱かったかどうかはともかくとして、戸愚呂弟よりも弱かったことは間違いありません。
で… 鴉や武威よりも強い戸愚呂弟はB級の上位妖怪でした。(幽☆遊☆白書14巻 虎穴に入らずんば…!!の巻)
ですから、鴉の強さは、よくてB級の中位であり、もしかしたらC級だったかもしれません。
炎殺黒龍波を使い、武威を圧倒した飛影を霊界ではB級中位にランクづけしていましたから…(幽☆遊☆白書14巻 虎穴に入らずんば…!!の巻)
鴉の強さはB級の下位程度のものだったのではないでしょうかね?
蔵馬の力がA級に戻っていたら鴉を圧倒できたはず!?
妖狐の姿に戻った後、蔵馬が
「火薬を司る支配者(クエスト)か 支配者級の妖怪が相手では今の南野秀一ではまだ歯が立たないな」
と言うと、それを聞いて鴉は
「まだ…? くくく 負けた時の言い訳か? 妖狐(いま)の蔵馬(おまえ)でも私には勝てない」
と言っていました。(幽☆遊☆白書11巻 秘技応酬!!の巻)
そして、自信満々にそういった鴉は、実際、妖狐・蔵馬に圧倒されることなく、蔵馬を追い詰めていきました。
もしも、妖狐の姿に戻った時の蔵馬が、霊界特別防衛隊によって深手を負わされる以前のA級妖怪だった時の力を取り戻していたら…
B級上位の戸愚呂弟に勝てない鴉を圧倒してしまったのではないかと思えますよね?
しかし、実際には蔵馬は妖狐の姿に戻っている間も鴉を圧倒することはできていなかったわけですから…
鴉と戦った時点での蔵馬は、妖狐の姿に戻っても、まだ霊界特別防衛隊によって深手を負わされる以前のA級妖怪の妖力を取り戻すことはできていなかったのではないでしょうか?
鴉がパワータイプの戸愚呂弟を苦手にしていたということも考えられなくはないが…
鴉がパワータイプの戸愚呂弟に対しては相性が悪く、逆に蔵馬のようなテクニシャンタイプとの戦いは得意にしていたということも考えられなくはありません。
つまりA級とかB級というランクの問題ではなく、相性の悪さのために蔵馬は妖狐の姿に戻っても鴉に苦戦を強いられたということです。
その場合… 蔵馬はA級の力を取り戻していたにも拘わらず、それでも鴉に苦戦したということもあり得るかもしれないですね!?
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※この記事は集英社刊ジャンプコミックス・冨樫義博著「幽☆遊☆白書」1~19巻を資料にしています。
本文中( )内に幽☆遊☆白書○巻 「○○○」とある場合は該当巻・該当話を参照したことを意味します。