幽☆遊☆白書考察 桑原の強さは幻海以上になっていた?
「幽☆遊☆白書」の物語終盤では多くのキャラ達がS級の強さを手に入れていたが…
「幽☆遊☆白書」の物語の終盤では多くの者達がS級の強さを手に入れていました。
「幽☆遊☆白書」の物語の中で初めて登場したS級の強さを持つキャラクターは人間である仙水でしたが…
その後、幽助、飛影、蔵馬もS級の強さを手に入れていました。
そして、暗黒武術会の時点ではB級上位の戸愚呂弟に力が及ばなかったはずの酎、鈴駒、陣、凍矢、鈴木、死々若丸も幻海の指導を受け、蔵馬が用意した薬草を食べ…
全員が妖力値10万を超えるS級妖怪になっていました。(幽☆遊☆白書18巻 それぞれの一年 蔵馬 後編)
骸工大付属高校を受験した桑原
幽助、飛影、蔵馬がそれぞれ魔界に行き、酎、鈴駒、陣、凍矢、鈴木、死々若丸が幻海の指導を受けて修行をしていた頃…
桑原は骸工大付属高校を受験するための勉強に力を入れ、その甲斐あって合格をはたしています。
桑原の姉・静流(しずる)が弟が骸工大付属高校を受験すると決意したことを知って
「日本一無謀な男が家族にいた」
と言って爆笑していたといいますから(幽☆遊☆白書17巻 親父との再会!!の巻)骸工大付属高校とやらが、それなりのレベルの高校であったこと…
少なくとも受験を決意するまでの桑原の学業成績からしたら合格するのがかなり難しいと思われる.レベルの高校で会ったことは間違いないと思われますが…
それでも桑原が合格できたのは幻海の指導を受けて修行をしていた酎、鈴駒、陣、凍矢、鈴木、死々若丸に負けないくらいの努力を受験のための勉強でしていたからなのかもしれませんね。
強さを追及する道を進まなかった桑原だが…
幽助、飛影、酎、鈴駒、陣、凍矢、鈴木、死々若丸が自分の力を高め、強くなることを追及し、蔵馬も成り行き上、自分の強さを高めざるを得なかった頃…
桑原は強くなる道を進まなかったということになるわけですが、それでも彼の強さは幻海を超えていたのでしょうか?
もしも桑原の強さが幻海の強さを超えていたとしたら、「幽☆遊☆白書」に登場した人間の中では仙水に次ぐ強さに桑原はなっていたということになるかもしれませんが。
桑原の強さは幻海以上になっていた? なっていない?
桑原の強さは幻海以上になっていた!?
人間でありながらS級の力を持つ仙水と戦っていた時に飛影と蔵馬はかつて自分が持っていたA級の強さを取り戻していたようですが…
飛影、蔵馬とともに仙水と戦っていた時の桑原の戦いぶりはA級の力を取り戻していた飛影、蔵馬に及びはしないものの…
S級の仙水を相手にA級の飛影、蔵馬に著しく見劣りすることなく戦えていたように見えました。(幽☆遊☆白書16巻 魔界への突入!!の巻~幽☆遊☆白書17巻 一対一(サシ)再び!!の巻)
暗黒武術会の時点では圧倒的に強く見えた戸愚呂弟でさえ、その強さを霊界ではB級の上位とランクしていましたから…(幽☆遊☆白書14巻 虎穴に入らずんば!!の巻)
戸愚呂弟に敵わなかった幻海の強さはB級の中位、あるいは下位といったところなのではないかと思われます。
ちなみに暗黒武術会が終わった時点での飛影を霊界ではB級の中位妖怪とランクづけしていました。(幽☆遊☆白書14巻 虎穴に入らずんば!!の巻)
ですから… S級の仙水を相手にA級の飛影、蔵馬に著しく見劣りすることなく戦っていた桑原の強さは幻海を超えていたかもしれません。
なお… 「幽☆遊☆白書」本編とはパラレルな世界と捉えるべきかもしれませんが、映画「幽☆遊☆白書 冥界死闘篇 炎の絆」では明らかに桑原の力が幻海のそれを上回っているように描かれていました。
桑原の強さは幻海以上にはなっていなかった!?
ですが… 霊力では桑原が上回るようになっていたとしても百戦錬磨の幻海は霊気を使わずに技術で戦う術も持っていますし…(幽☆遊☆白書10巻 死霊の呼び声!!の巻)
暗黒武術会の時点では未熟な桑原が敗北を喫した死々若丸や怨爺(鈴木)を幻海が倒していたという事実もあります。(幽☆遊☆白書10巻 妖技・死々若丸!!の巻~千の顔を持つ男!!の巻)
ですから、やはり桑原の強さが幻海以上になっていたということはないのもしれないですね!?
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※この記事は集英社刊ジャンプコミックス・冨樫義博著「幽☆遊☆白書」1~19巻を資料にしています。
本文中( )内に幽☆遊☆白書○巻 「○○○」とある場合は該当巻・該当話を参照したことを意味します。