幽☆遊☆白書考察 桑原も酎や陣たちと一緒に修行していたらS級になれたのか?
酎、鈴駒、陣、凍矢、鈴木、死々若丸は幻海の指導を受けて修行し、全員がS級に
酎、鈴駒、陣、凍矢、鈴木、死々若丸の六人の強さは暗黒武術会に出場した時点ではB級上位妖怪の戸愚呂弟には及ばないものでした。
ですが、この六人は蔵馬から声をかけられ、蔵馬の用意した薬草を摂取し続けながら幻海の指導を受けて修行を行い…
全員が妖力値100000以上のS級妖怪になっていました。(幽☆遊☆白書18巻 それぞれの一年 蔵馬 後編)
酎や陣が修行をしていた頃、受験勉強に励んでいた桑原
では、もしも、この時に桑原が酎や陣たちと一緒に修行をし、蔵馬が用意した薬草の摂取を続けていたら…
桑原もS級妖怪に匹敵する強さを身につけていたのでしょうか?
酎、鈴駒、陣、凍矢、鈴木、死々若丸の六人が幻海の指導を受け修行に励んでいた頃、桑原は高校受験のための勉強に励んでいて…
その結果、桑原は骸工大付属高校に補欠ながら入学を果たしていました。(幽☆遊☆白書17巻 親父との再会!!の巻 幽☆遊☆白書19巻 宴のあと)
それにいつまでも戦うこと、強くなり続けることを求め続ける幽助や飛影に桑原はついていけなくなっていたようですから…(幽☆遊☆白書17巻 親父との再会!!の巻)
仮に受験勉強がなかったとしても桑原が酎、鈴駒、陣、凍矢、鈴木、死々若丸と一緒に修行をすることはなかっただろうと思います。
だいいち人間である桑原を魔界の勢力争いに巻き込むようなことを蔵馬がするとは思えませんから…
仮に桑原が酎、鈴駒、陣、凍矢、鈴木、死々若丸と一緒に修業がしたいと言ったとしても蔵馬がそれを止めたと思いますけれどもね。
ですが… もしもそれでも桑原が、酎、鈴駒、陣、凍矢、鈴木、死々若丸と一緒に幻海の指導を受けて修行をし、蔵馬が用意する薬草を摂取し続けていたとしたら…
桑原もまた酎、鈴駒、陣、凍矢、鈴木、死々若丸と同様にS級の強さになることができていたのでしょうか?
それとも酎、鈴駒、陣、凍矢、鈴木、死々若丸と一緒に修行をしていたとしても桑原は彼ら六人のようにS級の強さになることはできなかったのでしょうか?
考えていってみたいと思います!
桑原は酎や陣と一緒に修行したらS級になれた? それともなれなかった?
酎や陣と一緒に修行していたら桑原もS級になれた!?
暗黒武術会で鈴駒は桑原になんとか勝つには勝っていましたが…
飛影に言わせれば「ルールにすくわれたな」というところで(幽☆遊☆白書7巻 血染めの花!!の巻)内容的にはけっして桑原は鈴駒に負けてはいませんでした。
そんなルールに救われた形で桑原に辛勝した鈴駒がS級になっていたのですから…
その鈴駒と同じように幻海の指導を受け、同じように蔵馬の用意する薬草を摂取していたら桑原もまたS級になれていたのではないかと思えてきますね。
また… 酎、鈴駒、陣、凍矢、鈴木、死々若丸を指導し、師として彼ら六人をS級へと導いた幻海は暗黒武術会で鈴木と戦うことになった時に
「お前の技は全て見せかけだけで軽い お前の敗因を教えてやる」
「確かにお前はほかの妖怪達の性質にあわせて武器を作ってやることにかけては天才的だ だが それを自分の強さとかん違いした」
と言って鈴木のことを完全に見下していましたが…(幽☆遊☆白書10巻 千の顔を持つ男!!の巻)
そんな鈴木のことさえ後に幻海は師としてS級に導いています。
ですから… 殻を破り、新たな力=次元刀を操り次元を斬り裂く力に目覚める前に幻海に「何かが生まれる瞬間の卵を見ているような高揚感」を覚えさせていた桑原(幽☆遊☆白書14巻 探していた男!!の巻)ならば…
髙確率でS級の強さを得られていたのではないかとも思えます。
酎や陣と一緒に修行していても桑原はS級にはなれなかった!?
ですが… もしも酎、鈴駒、陣、凍矢、鈴木、死々若丸と一緒に修行をしていても桑原はS級にはなれなかったのではないかと考えたくなる要素もいくつかあります。
その要素を列挙していってみますと
■酎、鈴駒、陣、凍矢、鈴木、死々若丸は全員が妖怪だが、桑原は人間
■次元を斬り裂けるという貴重な能力を得た桑原ではあるが、仙水と戦った時点で腕に強さの伸びしろはほとんどなくなっていたかもしれない
■戦い続けること、強くなることにこだわる幽助や飛影についていけなくなっていたのは、桑原が自分の強さの伸びしろがなくなってきていることに気づいていたためとも思える
などといったところになります。
ですから、もしも酎、鈴駒、陣、凍矢、鈴木、死々若丸と一緒に修行をしていたとしても桑原はS級妖怪に相当する強さを手に入れることはできなかったかもしれませんね。
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※この記事は集英社刊ジャンプコミックス・冨樫義博著「幽☆遊☆白書」1~19巻を資料にしています。
本文中( )内に幽☆遊☆白書○巻 「○○○」とある場合は該当巻・該当話を参照したことを意味します。