甘井はなぜ「ごめん虎杖」と謝っていたのか? 呪術廻戦考察
甘井は何かが言えないことに葛藤していた
週刊少年ジャンプ2021年47号に掲載された「呪術廻戦」第163話「東京第1結界(コロニー)③」では…
甘井が、虎杖のことを日車が拠点にしている池袋の劇場まで案内していました。
そして、虎杖が「そんじゃなー」と言って一人で日車のところへ向かってしまうと甘井は
「言え…!! 言うんだ俺…… もうこんなこと止めよう……!!」
と心の声で言いながら、何か葛藤していました。
「……ごめん虎杖!!」と言っていた甘井
そして、甘井は
「……ごめん虎杖!!」
と言っていましたが… はたして甘井は、何を葛藤していたのでしょうか?
そして、なぜ甘井は虎杖に謝っていたのでしょうか?
考えていってみたいと思います。
甘井が葛藤し、「ごめん虎杖」と謝っていた理由を推察する
甘井は麗美と違って日車の居場所について嘘をついていたわけではない
麗美は、本当は池袋にいた日車が新宿にいると嘘をつき(呪術廻戦 第162話)伏黒を罠にはめ、レジィと名乗る呪術師のところへ連れていきました。(呪術廻戦 第163話)
ですが… 甘井は、ちゃんと虎杖のことを日車が拠点にしているという劇場へ連れていき、そこには、実際に日車がいたわけですから…
少なくとも甘井は、麗美が伏黒を騙したように虎杖を騙し、日車のいるところに連れていくと行って日車のいないところに虎杖を連れていったわけではありません。
甘井がそれでも「ごめん虎杖」と言っていたのは?
それにもかかわらず甘井は「言え…!! 言うんだ俺…… もうこんなこと止めよう……!!」と心の声で言いながら葛藤し…
「……ごめん虎杖!!」と言っていたわけですから(呪術廻戦 第163話)虎杖に対し、良心の呵責(かしゃく)を感じるような何かをしていたことは絶対に間違いありません。
となりますと、甘井が良心の呵責を感じていた理由として考えられそうなのは、日車と面識がないように語っていた甘井が本当は日車と面識があり…
日車のところに行けば、虎杖の命が危険だと知っていながら、虎杖のことを日車に連れていったということになるでしょうかね!?
甘井は日車のところに虎杖を連れていかないわけにはいかなかった!?
もしも、そうだとしたら、良心の呵責を感じながらも、結局、甘井は日車のところに虎杖を連れていっていたわけですから…
甘井には、日車のところに虎杖を連れていかなければならない何らかの理由があったということになりそうです。
良心の呵責を感じながらも、日車への協力を甘井がやめることができずにいるのだとしたら…
それは、日車への協力をやめれば自分の身に危険が及ぶからなのでしょうかね?
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※この記事は集英社刊ジャンプコミックス・芥見下々著「呪術廻戦」1~17巻、「呪術廻戦0巻 東京都立呪術高等専門学校」「呪術廻戦公式ファンブック」、週刊少年ジャンプなどを資料にしています。
本文中( )内に鬼滅の刃○巻 第○話とある場合は該当巻・該当話を参照したことを意味します。