呪術廻戦考察 天使が生きていた事に宿儺は気づかなかったのか?
天使と来栖華が生きていた!
週刊少年ジャンプ2022年20号に掲載された「呪術廻戦」第220話で天使と来栖華が、生きていたことがわかりました。
伏黒恵のフリをして来栖華の女心につけいるという卑劣で姑息な手を使い、彼女もろとも天使を絶命させようとした宿儺でしたが…(呪術廻戦 第213話~第214話)
どうやら詰めが甘かったようですね!
甘井凛の術式と髙羽史彦が近くにいたことで命拾いした天使と来栖華
来栖華の体を完全に回復させることはできなかった家入硝子が
「すまないね 私の反転術式では これが限界だった」
と言うと、来栖華と共生している天使は
「いや本来なら即死していた」
「甘井君が術式で受け止めてくれたことと……… これは確実ではないのだが 髙羽 彼がそばにいてくれたことが大きい気がする」
と言っていました。(呪術廻戦 第220話)
ですが、来栖華を受け止めたという甘井凛の術式が、どのようなものなのかということは、特に明かされませんでしたが…
まあ… とにかくビルの上から落ちてくる者を受け止められるような術式であったのは間違いないわけですよね!
では… 来栖華をズタボロ状態にし、ビルの上から落とした宿儺は、天使と来栖華が生きていたことには、気づいていなかったのでしょうか?
それとも、天使と来栖華が生きていたことに宿儺は気づいていなかったのでしょうか?
考えていってみたいと思います!
天使と来栖華が生きていたことに宿儺は気づいていなかったのか?
天使と来栖華が生きていたことに宿儺は気づいていなかった!?
天使の大技「邪去侮の梯子」によって乗っ取ったばかりの伏黒恵の体から剥がされかけた宿儺は(呪術廻戦 第213話)完全に天使の命を奪うつもりになっていたはずですね!
だからこそ宿儺は、伏黒恵のフリをして来栖華の女心につけいるという卑劣で姑息な手まで使って天使の命を奪おうとしたわけですから…
もしも、天使が絶命せず、生きていたことを知ったら、改めてトドメを刺そうとしたのではないかと思えますね!
ですが… 実際には、天使と来栖華が生きていたにも拘わらず、宿儺が改めて命を奪いにやって来ることはなかったわけですから…
やはり宿儺は、天使が生きていたことに気づかなかったのではないでしょうかね?
宿儺の詰めが甘かったことは事実だが…
天使が生きていたことに宿儺が気づいていなかったのだとすれば、天使が、ちゃんと絶命したかどうかを確認しなかった宿儺の詰めが甘かったことは確かですが…
ズタボロ状態にした上でビルの上から落とした天使(来栖華)がまさか絶命しなかったとは思わず、油断してしまったということなのでしょうね?
また… 自分が命を奪ったつもりでいた者が実は生きていたなどという体験を宿儺は過去にしたことがなく…
そのために油断してしまったということも考えられるかもしれませんね!?
コガネで得点をチェックしていたら来栖華が生きていることに気づいたはずだが…
天使と共生している来栖華は、死滅回游の泳者(プレイヤー)ですから…
もしも宿儺が、伏黒恵についているコガネで得点のチェックをしていれば、来栖華を絶命させていれば、得たはずの得点が得られていないことがわかり…
来栖華が生きていることに気づいたはずです!
ですが… 宿儺は、自分が死滅回游の泳者(プレイヤー)になったなどとは思っていなかったかもしれませんし…
得点のことなど全く気にもしていなかったでしょうから、来栖華を絶命させて得られるはずの得点が得られていないことに気づかなかったのではないでしょうかね?
羂索は天使と来栖華が生きていることに気づいていただろうから…
ですが… 羂索は、天使と来栖華が生きていることに気づいていたのではないでしょうかね?
そして、天使と来栖華が生きていることに気づけば、羂索は、その事を宿儺に教えたかもしれませんが…
「浴」を行い、さらに十種影法術(とくさのかげぼうじゅつ)で伏黒津美紀を器にしていた万(よろず)を絶命させたことで、伏黒恵の魂をさらに深く沈めた宿儺は…
来栖華の体がダメージを負ったことによって、もう戦えなくなってしまった天使など、わざわざ始末する必要もないと思っているのかもしれませんね!?
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※この記事は集英社刊ジャンプコミックス・芥見下々著「呪術廻戦」1~22巻、「呪術廻戦0巻 東京都立呪術高等専門学校」「呪術廻戦刃公式ファンブック」、週刊少年ジャンプなどを資料にしています。
本文中( )内に呪術廻戦○巻 第○話とある場合は該当巻・該当話を参照したことを意味します。