鬼滅の刃考察 時透無一郎は記憶を取り戻したらいいヤツになったのか?
霞柱・時透無一郎は上弦の伍・玉壺との戦いの途中で記憶を取り戻した
霞柱・時透無一郎は、失っていた記憶を上弦の伍・玉壺との戦いの最中に取り戻していましたが…
失っていた記憶を取り戻してからの時透無一郎は、記憶を失っていた間の時透無一郎よりもずっといいヤツになっていたのではないでしょうか?
記憶を取り戻した時透無一郎がいいヤツになった思えた描写はたくさんあった
時透無一郎が、記憶を取り戻した後、記憶を失っていた頃よりもいいヤツになったように思える描写は、たくさんありました。
それを列挙していってみますと、以下のようになります!
時透無一郎が記憶を取り戻した後、いいヤツになったと思えた描写
記憶を取り戻した時透無一郎は刀鍛冶に礼を言った
記憶を取り戻した時透無一郎は「ありがとう鉄穴森(かなもり)さん」と自分のために刀を作ってくれた刀鍛冶・鉄穴森鋼蔵に素直に礼を言い…
さらに心の中で「鉄井戸さんごめん 心配かけたなあ だけど俺はもう大丈夫だよ」と故人となっていた刀鍛冶・鉄井戸にも語りかけていたが…(鬼滅の刃14巻 第119話)
記憶を取り戻す前の時透無一郎は「刀鍛冶は戦えない 人の命を救えない 武器を作るしか能がないから」と言っていた。(鬼滅の刃12巻 第102話)
記憶を取り戻した時透無一郎は炭治郎に素直に礼を言っていた
記憶を取り戻した時透無一郎は、上弦の肆・半天狗との戦いでダメージを負っていた炭治郎と
無一郎:「炭治郎 大丈夫?」
炭治郎:「あ…と…時透君… 良かった…無事で… 刀…ありがとう…」
無一郎:「こっちこそありがとう 君のお陰で大切なものを取り戻した」
といったヤリトリをしていましたが…(鬼滅の刃15巻 第127話)
炭治郎に素直に礼を言うなどということは、記憶を失っていた頃の時透無一郎だったら、まず考えられなかったと思います。
炭治郎の上達を喜ぶ時透無一郎
柱稽古の際に時透無一郎は、炭治郎に
「炭治郎 さっきより速くなってるよ 筋肉の弛緩と緊張の切り替えを滑らかにするんだ そうしたら体力も長く保つから」
と指導を行った後で
「足腰の動きも連動しててばっちりだね 次の柱の所に行っていいよ 炭治郎」
と言って、その後、炭治郎との間で
炭治郎:「えっ もういいの!?」
無一郎:「いいよ」
炭治郎:「五日しか経ってないよ」
無一郎:「だって炭治郎言ったことちゃんとできてるもん」
炭治郎:「ええ〰〰〰」
といったヤリトリをしていました。(鬼滅の刃15巻 第132話)
記憶を失っていた頃の時透無一郎なら、炭治郎の短期間での上達ぶりをこんなに喜ぶことはなかったでしょうし…
それ以前に記憶を失っていた頃の時透無一郎では、炭治郎を短期間で上達させることができなかったのではないでしょうか?
時透無一郎が記憶を取り戻したらいいヤツになった理由
時透無一郎が記憶を取り戻したらいいヤツになった理由は?
記憶を失う前の時透無一郎は、産屋敷あまねから自分たちが一番最初の呼吸を使う凄い剣士の子孫だと聞かされると、兄・有一郎に
「ねぇ剣士になろうよ 鬼に苦しめられてる人たちを助けてあげようよ」
と言っていたような素直でポジティブな少年でした。(鬼滅の刃14巻 第118話)
ですが… 記憶を失っている間の時透無一郎は、鬼に対する激しい怒りに支配されたような状態になっていたため、本来の素直さ・ポジティブさが陰に隠れてしまっていたのではないでしょうか?
そうだとすれば、記憶を取り戻した時透無一郎が、いいヤツになったように感じられたのは…
記憶を取り戻したことによって時透無一郎が、記憶を失う前に本来持っていた素直さ・ポジティブさを取り戻したからということになりますね!
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※この記事は集英社刊ジャンプコミックス・吾峠呼世晴著「鬼滅の刃」1~23巻、「鬼滅の刃公式ファンブック鬼殺隊見聞録」、「鬼滅の刃公式ファンブック鬼殺隊見聞録・弐」などを資料にしています。
本文中( )内に鬼滅の刃○巻 第○話とある場合は該当巻・該当話を参照したことを意味します。