呪術廻戦考察 加茂憲倫は史上最悪の術師ではなかった?羂索が体を乗っ取り…
加茂憲倫「史上最悪の術師」「御三家の汚点」とされているが…
明治初期の呪術師・加茂憲倫は、「史上最悪の術師」「御三家の汚点」と呼ばれています。
特異体質を持つ女性を弄び、「呪胎九相図」を作成したためです。(呪術廻戦7巻 第60話)
ですが… 本当に加茂憲倫は、「史上最悪の術師」「御三家の汚点」と呼ばれるようになるような邪な呪術的知的好奇心を持つ男だったのでしょうか?
加茂憲倫は羂索に体を乗っ取られていた
加茂憲倫の体は、少なくとも千年前から呪術師をしている羂索によって乗っ取られていたことがわかっています。(呪術廻戦16巻 第134話・呪術廻戦 第145話)
ですから、特異体質を持つ女性を弄び、「呪胎九相図」を作成したのは、羂索によって体を乗っ取られた後の加茂憲倫であったということも十分に考えられるわけです。
いえ… 考えられるというよりも… 張相が、現在は夏油の体を乗っ取っている羂索が、母を弄んだ術師であったことに気づいた時に
「気づいたようだね」
と羂索が言っていたことからしますと…(呪術廻戦16巻 第134話)
特異体質を持つ女性を弄び、「呪胎九相図」を作成したのは、羂索によって体を乗っ取られた後の加茂憲倫であったに違いないだろうと思います。
史上最悪の術師は加茂憲倫ではなく羂索だった!
本当の「史上最悪の術師」は加茂憲倫ではなく羂索だった!
加茂憲倫が「史上最悪の術師」「御三家の汚点」と呼ばれるようになったのは、自らの邪な呪術的知的好奇心を満たすため、特異体質の女性を弄んで「受胎九相図」を作成したためでしたが…
実は、特異体質の女性を弄び「受胎九相図」を作成していたのは、加茂憲倫ではなくて彼の体を乗っ取った羂索だったということになりますと…
加茂憲倫は、羂索によって体を乗っ取られてしまっただけではなく…
「史上最悪の術師」「御三家の汚点」という汚名まで着せられてしまったということになりますね!
羂索は「史上最悪の術師」「御三家の汚点」と呼ばれた事を嫌がっていない!?
羂索は、自分が体を乗っ取った加茂憲倫が「史上最悪の術師」「御三家の汚点」と呼ばれるようになった事を嫌がっていなかったのではないでしょうか?
そして、嫌がっていなかったどころか「史上最悪の術師」「御三家の汚点」と呼ばれるようになった事を自分への称賛のように感じとり…
むしろ喜んでいたのではないでしょうかね?
まあ… 喜んでまではいなかったとしても嫌がっていなかったことは間違いないと思います。
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※この記事は集英社刊ジャンプコミックス・芥見下々著「呪術廻戦」1~18巻、「呪術廻戦0巻 東京都立呪術高等専門学校」「呪術廻戦公式ファンブック」、週刊少年ジャンプなどを資料にしています。
本文中( )内に呪術廻戦○巻 第○話とある場合は該当巻・該当話を参照したことを意味します。