死滅回游泳者(プレイヤー)何を目的に戦う? 呪術廻戦考察
死滅回游の総則(ルール)
死滅回游に参加し、積極的に得点を獲得していっている泳者(プレイヤー)達は、いったい何を目的にしているのでしょうか?
死滅回游の総則(ルール)は
1、泳者(プレイヤー)は術式覚醒後十九日以内に任意の結界(コロニー)にて死滅回游への参加を宣誓しなければならない。
2、前項に違反した泳者(プレイヤー)からは術式を剥奪する。
3、非泳者(ひプレイヤー)は結界(コロニー)に侵入した時点で泳者(プレイヤー)となり、死滅回游への参加を宣誓したものと見做す
4、泳者(プレイヤー)は他泳者(ほかプレイヤー)の生命を絶つことで点(ポイント)を得る。
5、点(ポイント)とは管理者(ゲームマスター)によって泳者(プレイヤー)の生命に懸けられた価値を指し原則術師5点(ポイント)、非術師1点(ポイント)とする。
6、泳者(プレイヤー)は自身に懸けられた点(ポイント)を除いた100得点(ポイント)を消費することで管理者(ゲームマスター)と交渉し死滅回游に総則(ルール)を1つ追加できる。
7、管理者(ゲームマスター)は死滅回游の永続に著しく障る場合を除き、前項によるルール追加を認めなければならない。
8、参加または点(ポイント)取得後、十九日以内に得点(ポイント)の変動が見られない場合、その泳者(プレイヤー)からは術式を剥奪する。
といったもので(呪術廻戦17巻 第143話)
■どんな条件を満たした者が勝者になる
■どんな状態になった時に死滅回游は終了となる
などのことが、全く定められていません。
ですから、得点をいくら獲得しても死滅回游の勝者になれるというわけではありませんし、いつまで死滅回游が続くことになるのかもわかりません。
死滅回游を仕掛けた羂索の目的はわかっているが…
死滅回游を仕掛けたのは、偽夏油こと羂索ですが… 羂索が最悪の命の奪い合いによるゲーム死滅回游をなぜ仕掛けたのかは、わかっています。
羂索の最終的な目的は、人類を天元と同化させることによって進化させることですが…
人類と天元の同化を行うための慣らしをするために命の奪いのゲーム=死滅回游を仕掛けました。(呪術廻戦17巻 第145話)
死滅回游に参戦している多くの泳者(プレイヤー)の目的は命の奪い合い?
虎杖や伏黒たちの死滅回游での目的は明確
他の泳者(プレイヤー)達はともかくとして虎杖、伏黒、乙骨たちの死滅回游での目的は明確になっていって…
■津美紀や死滅回游に消極的な者が死滅回游を抜けられるルールを追加する
■獄門彊による五条悟の封印を解く
ということです。(呪術廻戦17巻 第145話)
死滅回游に積極的に参戦した者の目的は参戦そのもの!?
「警戒すべきは受肉した過去の術師だ」
「1000年前の連中もいる 100年や200年でも命が価値が今とまるで違う しかも術師だぞ」
「戦って死ぬのは当たり前 戦って死にたい なんなら そのために羂索と契約したのかもな」
と死滅回游への参加直前に伏黒が虎杖に語っていましたが…(呪術廻戦 第161話)
この伏黒の言は、おそらく的を射ていてものとなっているでしょう。
つまり羂索と契約し、現代に蘇って死滅回游に参戦している過去の時代の呪術師たちは、命の奪い合いの結果として何かを得ようとしているのではなく…
命の奪い合いをすることそのものが目的となっていたのでしょう。
両面宿儺との命の奪い合いを目的に死滅回游に参戦している者もいる!
400年前の術師と思われる鹿紫雲一(かしもはじめ)は
「どいつもこいつも貧弱すぎる 400年前の方が幾分ましだった」
「何処にいる 宿儺…!!」
と言った後、100得点(ポイント)を使って全泳者(プレイヤー)の情報が開示されるようにルールを追加していましたから…(呪術廻戦 第158話)
両面宿儺を見つけるためにルールを追加したことはバレバレです。
そして、400年前という両面宿儺不在の時代に生きていた呪術師・鹿紫雲一は、両面宿儺と命の奪い合いをすることを目的に羂索と契約し、死滅回游に参戦したものと思われますが…
「私が配った呪物は千年前から私がコツコツ契約した術師達の成れの果てだ」
と羂索が語っていましたから…(呪術廻戦16巻 第136話)
両面宿儺と命の奪い合いをするために羂索と契約し、現代に蘇り死滅回游に参戦している過去の術師は、鹿紫雲一以外にも何人もいるものと思われます。
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※この記事は集英社刊ジャンプコミックス・芥見下々著「呪術廻戦」1~17巻、「呪術廻戦0巻 東京都立呪術高等専門学校」「呪術廻戦公式ファンブック」、週刊少年ジャンプなどを資料にしています。
本文中( )内に呪術廻戦○巻 第○話とある場合は該当巻・該当話を参照したことを意味します。