伏黒の領域展開「嵌合暗翳庭」は進化したのか? 呪術廻戦考察
伏黒がレジィとの戦いで領域展開「嵌合暗翳庭」
週刊少年ジャンプ2022年5・6合併号に掲載された「呪術廻戦 第170話」では伏黒恵とレジィ・スターの激突が全編にわたって描かれ…
レジィの術式「再契象」(さいけっしょう)がレシートに記された契約内容を再現するというものだということが判明しました。
そして… レジィに押され気味のように見えた伏黒が、「嵌合暗翳庭」(かんごうあんえいてい)を領域展開させたところで、「呪術廻戦 第170話」は終わりましたが…
どうやら伏黒の領域展開「嵌合暗翳庭」は、以前よりも進化(=領域展開「嵌合暗翳庭」の使い手として伏黒が成長)しているみたいです!
領域展開「嵌合暗翳庭」を過去に二回使っている伏黒
伏黒は過去に二回、領域展開「嵌合暗翳庭」を使っていますが、その二回とは
■八十八橋近くで特級呪霊と戦っていた時(呪術廻戦7巻 第58話)
■渋谷事変の際に陀艮(だごん)の領域展開「蕩蘊平線」(たううんへいせん)と領域の押し合いをしていると思わておいて、陀艮の領域に穴を開け、領域内にいる者達を脱出させるため(呪術廻戦13巻 第108話~)
といったものでした。
伏黒の領域展開「嵌合暗翳庭」は進化した? 以前とどう違う?
過去に「嵌合暗翳庭」を展開した時よりも領域内が静かに!
過去に二回、伏黒が「嵌合暗翳庭」を領域展開させた時と比べると、今回、レジィとの戦いで伏黒が展開させた「嵌合暗翳庭」の領域内は、非常に静かになっていました。(呪術廻戦 第170話)
八十八橋近くで「嵌合暗翳庭」を領域展開させた時には伏黒は「ハハッ!!」と笑いながら
「不完全!! 不細工もいいとこだ!!」
と心の声で自分が展開した領域「嵌合暗翳庭」のことを心の声で評していましたが…(呪術廻戦7巻 第58話)
伏黒が展開した領域内では闇(影)が液体のように波打っているようでした。
というより… 「ザブンッ」とか「バシャシャシャシャ」といった音がしていましたから闇(影)が液状化していたと言っていいのかもしれません。
そして、渋谷事変の際に「嵌合暗翳庭」を領域展開させた時には、陀艮が領域展開した「蕩蘊平線」と領域の綱引きになったためだったのかもしれませんが…
闇(影)が間泉(かんけっせん)のように勢いよく噴き出したり竜巻のように渦巻いたりする状態となっていました。(呪術廻戦13巻 第108話~)
それに対し、レジィとの戦いで伏黒が領域展開した「嵌合暗翳庭」は、シンと静かな状態となっていましたが…(呪術廻戦 第170話)
この静けさ・静寂は、伏黒が「嵌合暗翳庭」を以前よりもずっとよく制御できた状態で領域展開できるようになった証拠である可能性が高そうに思えます。
伏黒の背後に何かが出現!
また、レジィとの戦いで「嵌合暗翳庭」を領域展開した伏黒の背後には、箱のようにも植物の根のようにも脊椎のようにも見える何かが出現していましたが…(呪術廻戦 第170話)
この何かは、伏黒が過去に「嵌合暗翳庭」を領域展開した時には出現していませんでしたから…
この何かの出現が、伏黒の領域展開「嵌合暗翳庭」が進化している証拠なのかもしれません!?
それとも、あの箱のようにも根のようにも脊椎のようにも見える何かは、私たちがまだ見たことのなかった式神なのでしょうかね?
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※この記事は集英社刊ジャンプコミックス・芥見下々著「呪術廻戦」1~18巻、「呪術廻戦0巻 東京都立呪術高等専門学校」「呪術廻戦公式ファンブック」、週刊少年ジャンプなどを資料にしています。
本文中( )内に呪術廻戦○巻 第○話とある場合は該当巻・該当話を参照したことを意味します。