呪術廻戦考察 宿儺の魔虚羅VS万の肉の鎧 戦いはどんな展開になる?
万の肉の鎧
週刊少年ジャンプ2023年16号に掲載された「呪術廻戦」第217話では、万(よろず)の術式について
万の「構築術式」は特殊な呪具を除き鍛錬次第で万本人が認識できる物質はほぼ全て再現できる
数ある武具を構築し歴戦の術師となった万が行き着いたのは半自律制御 呪力により物性を安定させたまま体積を変化させる液体金属 そして
数多の生体機能を流用させた肉の鎧
と解説されていました。
ちょっと読んだだけでは、どういうことなのか理解するのがなかなか難しい解説ではありますが、要するに…
「いろんな物質を作り出すことができる万は、液体金属で肉の鎧を作り、そこに様々な生物の生体が持つ機能を、その肉の鎧で再現できる」
ということなのではないかと思います。
そのとおりだとしたら、以前にアップした「万(よろず)はどんな術師? 術式は?|呪術廻戦考察」という記事に
万は、昆虫のような羽を背中から出し、その羽を使って飛んでいましたが…(呪術廻戦 第212話)
もしかしたら万の術式は、あらゆる生物の能力を自在に使うことができるものなのではないでしょうかね?
「万」(よろず)は「全て」という意味を持っていますから、全ての生物の能力を自在に使うことができる術式を持っていたために万は、その名で呼ばれるようになったという事も考えられそうですしね!
と書かせていただいていましたが…
これが、ほぼ的中していたということになりそうですね!
宿儺は魔虚羅を召喚しようとしていた
そして、肉の鎧を纏った万に対し、宿儺は、伏黒恵の術式=十種影法術(とくさのかげぼうじゅつ)を使い…
魔虚羅(まこら)こと八握剣異戒神将魔虚羅(やつかのつるぎいかいしんしょうまこら)を召喚しようとしていましたね!
魔虚羅の独特の法陣が見えていましたから間違いないでしょう!
魔虚羅は、歴代の十種影法術の使い手の誰も調伏することができなかった式神であり…(呪術廻戦14巻 第117話)
渋谷事変の時に宿儺に倒されていますが… 魔虚羅と戦った時に宿儺は
「あの時の俺なら 敗れていたかもしれんな」
と少年院で伏黒恵と対峙した時のことを思い出しながら心の声で言っていました。(呪術廻戦14巻 第118話)
ですから… 魔虚羅の強さは、宿儺といえども万全でない状態で戦えば、敗れていたかもしれないほどのものということになりますね!
そんな魔虚羅を召喚した宿儺と肉の鎧を纏った万との戦いは、どんなふうに展開するようになっていくのでしょうか?
宿儺の魔虚羅VS万の肉の鎧 どんな戦いが繰り広げられるのか?
あらゆる事象への適応力を持つ魔虚羅VS数多の生体機能を流用させた肉の鎧を纏った万
魔虚羅は攻撃を一度受ければ、その攻撃への耐性を獲得し、同時に受けたダメージを回復してしまいます。
ですから、同じ攻撃を繰り返し繰り出すことは、魔虚羅を倒すためには有効な手段にならないでしょうが…
数多の生体機能を流用させた肉の鎧を纏った万でしたら、性質が全く異なる攻撃を次々に素早く繰り出すことも可能かもしれませんね?
もしも、ダメージを回復させる間も与えずに性質の異なる攻撃を次々に繰り出していくことができたら…
宿儺をもけっこうてこずらせた魔虚羅を万が倒してしまうということもあり得るかもしれませんね!?
宿儺が召喚した魔虚羅は伏黒恵が召喚した魔虚羅よりも強いのかも…
宿儺が召喚した魔虚羅は、伏黒恵が召喚した魔虚羅よりも強いということも考えられるかもしれませんね?
なぜならば、宿儺が召喚した鵺は、伏黒恵が召喚した鵺よりも遥かに巨大で攻撃力も強大だったからです。(呪術廻戦 第213話)
宿儺が召喚した鵺が、伏黒恵が召喚した鵺よりも巨大で強かったのが、十種影法術を使った者の呪力の強さによって、召喚される式神の姿や強さが変わるためだったとしたら…
宿儺が召喚する魔虚羅は、伏黒恵が召喚した魔虚羅よりも強いということになるはずですからね!?
もしもそのとおりだとしたら、いかに数多の生体機能を流用させた肉の鎧を纏った万が、性質の異なる攻撃を次々に繰り出せたとしても…
宿儺が召喚した魔虚羅を倒すことは難しそうな気がしますね!?
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※この記事は集英社刊ジャンプコミックス・芥見下々著「呪術廻戦」1~22巻、「呪術廻戦0巻 東京都立呪術高等専門学校」「呪術廻戦刃公式ファンブック」、週刊少年ジャンプなどを資料にしています。
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