呪術廻戦考察 御厨子(みずし)を使った宿儺に万は勝つつもりだった?
宿儺が御厨子を使わないことにブチギレしていた万
週刊少年ジャンプ2023年16号に掲載された「呪術廻戦」第217話では、なんと万(よろず)が、自分が勝ったら結婚をするという言質(げんち)をとった上で宿儺と戦い始めましたが…
宿儺が自分との戦いで御厨子(みずし)を使うつもりがないと知ると万は、ブチギレして
「ざっけんじゃないわよ!」
「これから妻となる女に!! あなたの術式以外で触れるなんてどういうつもり!? 私にそういう趣味はないわよ!!」
「御厨子なしで 私に勝てると思ってるの?」
と言っていました!
万は、御厨子を使わないということは宿儺が本気を出しておらず、自分のことをナメていると思いブチギレしていたのでしょうが…
宿儺が自分との戦いで御厨子を使ってくるものと思っていながら、なおかつ宿儺に勝って自分と結婚させるつもりになっていたわけで…
つまり… 万は、宿儺が御厨子を使ってきても自分が勝つつもりだったということになりますね?
宿儺の領域展開・御厨子こと伏魔御厨子とは
宿儺の領域展開・御厨子こと伏魔御厨子は、他の者の領域とは異なり、結界によって空間を分断しません。
結界を閉じないで生得領域を具現化することは、キャンパスぬきで空に絵を描くのに等しい神業らしいですが…
そんな神業を宿儺はやってのけてしまうわけですね!
そして、御厨子の必中効果範囲は、相手に逃げ道を与えるという縛りによって底上げされ、半径200メートルにもなります。
そしてそして… その必中効果範囲内では
・呪力を帯びたモノには、呪力差、強度に応じ、一太刀で対象を卸す斬撃「捌」(はち)
・呪力のないモノには、通常の斬撃「解」
が絶え間なく浴びせられます。(呪術廻戦14巻 第119話)
この領域展開=御厨子を宿儺が使ってきても、それでもなおかつ万は、宿儺に勝てる可能性ありと思っていたはずですが…
いったい万は、どうやって御厨子を使ってきた宿儺に勝つつもりだったのでしょうか?
考えていってみたいと思います!
万は御厨子を使った宿儺にどうやって勝とうとしていたのか?
万は構築術式で肉の鎧を作る
万は、構築術式によって、特殊な呪具以外の万本人が認識できる物質は、ほぼ全て再現することができます。
そして、その構築術式によって数多の生体機能を流用・特化させた肉の鎧を作り出し、万はそれを纏うようです。(呪術廻戦 第217.話)
万は肉の鎧で御厨子で浴びせられる斬撃に耐えるつもりだったのか?
ですから、万は、この構築術式によって作り出した肉の鎧によって宿儺が御厨子を使った場合に浴びせられることになる斬撃に耐えることができると考えていたのでしょうか?
肉の鎧は、構築術式によって作られるものですから、呪力を帯びていることに当然なるはずですから…
宿儺が御厨子を使った場合、肉の鎧を纏った万は、呪力差、強度に応じ、一太刀で対象を卸す斬撃「捌」(はち)が浴びせ続けられることになったでしょう。
そして、万は、宿儺が御厨子を使えば、そうなることを知っていたはずですから…
斬撃「捌」を浴び続けることになっても構築術式で作った肉の鎧を纏った自分は耐えられるはずだと思っていたのではないでしょうかね?
万は肉の鎧に斬撃「捌」に耐えられる特性を与えるつもりだった!?
万は、構築術式によって作り出す肉の鎧に斬撃「捌」に耐え得る何らかの特性を与えるつもりだったのではないでしょうかね?
硬度をいかに高めても、それだけでは、斬撃「捌」を浴びせ続けられることに耐えきれるとは思えませんが…
単に硬度を高めるのではなく、何らかの特殊な性質を与えることによって肉の鎧を斬撃「捌」に耐え得るようにすることが可能なのかもしれませんからね!?
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※この記事は集英社刊ジャンプコミックス・芥見下々著「呪術廻戦」1~22巻、「呪術廻戦0巻 東京都立呪術高等専門学校」「呪術廻戦刃公式ファンブック」、週刊少年ジャンプなどを資料にしています。
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