呪術廻戦考察 氷見汐梨(ひみしおり)に裏梅は受肉していたと判明
ジャンプ掲載時には出てこなかった氷見汐梨という名前
1月4日に発売されたジャンプコミックス「呪術廻戦」25巻に収録されている第220話「自縄自縛」では羂索(けんじゃく)が、死滅回游のルールを追加する際に
「更に総則(ルール)追加 夏油傑 伏黒恵 氷見汐梨(ひみしおり)を除く全泳者(プレイヤー)の死亡をもって死滅回游を終了する」
と言っていましたが、第220話「自縄自縛」が週刊少年ジャンプ2023年20号に掲載された時には、この羂索の言葉が
「更に総則(ルール)追加 夏油傑 伏黒恵を除く全泳者(プレイヤー)の死亡をもって死滅回游を終了する」
となっていたんですよね!
つまり… ジャンプ掲載時にはなかった「氷見汐梨」という死滅回游の泳者の名前がコミックスでは追加されていたという事になります!
氷見汐梨は裏梅が受肉した者の名前で間違いない!
ジャンプコミックス「呪術廻戦」25巻に収録されている第220話「自縄自縛」で初めて出てきた氷見汐梨という名前ですが…
この氷見汐梨とは裏梅が受肉した現代の人間の名前で間違いないでしょう!
羂索は「夏油傑 伏黒恵 氷見汐梨を除く全泳者(プレイヤー)の死亡をもって死滅回游を終了する」と言っていたわけですが…
肉体を渡り歩く術式を持つ羂索が、この時点で乗っ取っていたのが夏油傑の肉体でしたから、死滅回游の泳者・夏油傑とは羂索自身のことです。
そして、宿儺が伏黒恵に受肉し、その肉体を乗っ取ってしまいましたから、死滅回游の泳者・伏黒恵とは宿儺のことです。
となりますと… 死滅回游の泳者の中で羂索自身と宿儺以外にもう一人羂索が生き残らせようとしていた氷見汐梨とは、裏梅のことであり…
裏梅は、現代の人間・氷見汐梨に受肉することによって現代に蘇っていたのだと考えて間違いないでしょう!
裏梅は氷見汐梨(ひみしおり)に受肉して現代に蘇った
氷見汐梨は女だろうが元々の裏梅も女だとは断定できない!?
裏梅の性別については「やっぱり女だろ」「いいや男だ」などなどと色々と推察されてきましたが…
「汐梨」という名前からすると裏梅が受肉した現代人・氷見汐梨は、まず間違いなく女だと思います!
ですが… 裏梅が受肉した氷見汐梨が女だったからといって、元々の裏梅も女だったと決めつけることはできないと思います!
受肉し、現代に蘇った者たちのほとんどは、元々の性別と同じ性別の者の肉体に受肉していたでしょうが…
来栖華に受肉した天使は、華のことを「女の子」と言っていたりする(呪術廻戦22巻 第199話)ところなど男のように思えるところもありますから…
来栖華は女ですが、彼女に受肉した天使は男だったのかもしれません。
それに… 元々の裏梅が、体は男で心は女だった場合… 呪物になる前に裏梅が、受肉するのは女にしてくれという希望を羂索に言っておいたのかもしれないですしね!
それにそれに… 呪物になって受肉したわけではありませんが、羂索も女である虎杖香織の肉体を乗っ取っていたこともあるわけですからね!
氷見汐梨について何も説明がなかったところが「呪術廻戦」らしい!
前述しましたようにジャンプ掲載時にはなかった氷見汐梨の名前が、ジャンプコミックス「呪術廻戦」25巻では追加されていたわけですが…
この氷見汐梨とは何者かという説明は、特に何もなされていませんでした!
「呪術廻戦」をちゃんと読み込んできたファンならば、すぐに氷見汐梨とは裏梅が受肉した者の名前だとわかっただろうと思いますが…
「呪術廻戦」をキッチリ読み込んできていなかった人には、いきなり氷見汐梨という名前が出てきても、何の事だか全然わからなかったかもしれませんね!
超人気の大ヒット作品となった「呪術廻戦」ですが… けっしてわかりやすい作品ではなく、読み手を選ぶような部分もありますから…
氷見汐梨という名前について特に何の説明もなかったところは、そんな「呪術廻戦」らしいと言えば、「呪術廻戦」らしいかもしれませんね!
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※この記事は集英社刊ジャンプコミックス・芥見下々著「呪術廻戦」1~25巻、「呪術廻戦0巻 東京都立呪術高等専門学校」「呪術廻戦刃公式ファンブック」、週刊少年ジャンプなどを資料にしています。
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