スパイファミリー考察 ヨルはガーデンの殺し屋をやめる?やめない?
ガーデンの殺し屋を続けることに疑問を感じていたヨル
ヨルは豪華客船での任務に赴く前に偶然、電車で弟ユーリと会った後、ユーリがすっかり大人になったと改めて感じ…
「そうよね あの子はもう立派に働いて自分で稼いでいる 私の手はもう必要ない」
「私が殺しの仕事を続ける意味ってあるのでしょうか……?.」
と心の声で言っていました。(スパイファミリー7巻 MISSION:44)
ヨルがガーデンの殺し屋の仕事をするようになったのは、子供の頃に両親を亡くした彼女が、幼い弟ユーリとともに生きていくためであり、親代わりになってユーリを育てるためだったのですから…
ユーリが大人になり、外務省に勤める立派な社会人(実際には国家保安局=秘密警察勤務ですが)になった以上、ヨルがそう考えるのは至極当然のことでしょう。
豪華客船で死闘を繰り広げながらガーデンの殺し屋をやめようと考えていたヨル
そして、ヨルは、豪華客船で敵対した殺し屋たちと死闘を繰り広げていた時にも自分が、なんのためにガーデンの殺し屋の仕事を続けているのかを疑問に思っていました。
ユーリを養うために殺し屋を始めたヨルですが、今はお金のために殺し屋を続ける必要はなくなりましたし…
国のためなどという立派な大義を自分が持っていたかどうかもヨルにはわからなくなってしまっていました。
そしてヨルは、脳内ビジョンでユーリのことを見ながら
「ああユーリ 立派になって もう私が稼がなくても1人で生きていける 殺しの仕事はもう必要ない」
「そうね もう終わりにしましょう 死んでしまったらクリーニング屋にも図書館にも行かれませんもの」
と心の声で言っていました。(スパイファミリー8巻 MISSION:53)
ヨルは戦うことをやめない!
ですが… その後、ヨルは、自分がガーデンの殺し屋の仕事をしているのは、世の中には理不尽な犠牲が落ちているが、それを減らせるようにするためでもあった事を思い出し…
「私の平穏はいらない この手が血で汚れても構わない 早晩命を落とす生き方でも フォージャー家を離れることになっても きっとロイドさんは認めてくれる 許してくれる」
「私は戦うことをやめないッ!!!」
と心の声で言っていました。(スパイファミリー8巻 MISSION:53)
一度はガーデンの殺し屋の仕事をもうやめようと思った後で、考えを改め、ガーデンの殺し屋を続けていこうと思い直していたわけですから…
ヨルは、ガーデンの殺し屋をやめはせず、ずっと続けていくということになりそうですが、
はたしてどうなのでしょうか?
ヨルはガーデンの殺し屋をずっと続けるのか?
普通に考えればヨルはガーデンの殺し屋をずっと続ける!?
普通に考えれば、ヨルはガーデンの殺し屋をずっと続けていくことになりそうですよね!
一度はやめようと思った後、続けていこうと思い直したわけですし…
心に迷いが生じながらも任務を成し遂げ、オルガ・グレッチャーとその子供の未来を自分が守りきった事に満足していたはずですから…
もう二度とガーデンの殺し屋をやめようとはしなそうですよね!
ヨルにはガーデンの殺し屋の仕事以上に大事なものがある!?
ですが… ヨルにとってフォージャー家は、現在ではガーデンの殺し屋の仕事以上に大事なものになっているはずですから…
もしもヨルが、ガーデンの殺し屋の仕事を続けるか、それともフォージャー家の一員でい続けるかという選択を迫られるような事が、もしもあったとしたら…
ヨルはフォージャー家の一員でい続ける方を選択するのではないでしょうかね?
そして、ロイドが西国(ウェスタリス)のスパイ〈黄昏〉である以上は、ヨルが、そのような選択を迫られる時がやってこないとも限りませんかえら…
ヨルがガーデンの殺し屋をやめることが、あり得ないとは言えないのではないでしょうかね?
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※この記事は集英社ジャンプコミックス・遠藤達哉著「SPY×FAMILY」1~12巻、「SPY×FAMILY公式ファンブック EYES ONLY」、「少年ジャンプ+」などを資料にしています。
本文中( )内にスパイファミリー○巻 MISSION:○とある場合は「SPY×FAMILY」該当巻・該当話を参照したことを意味します。
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