炭治郎に実は鬼化の影響が残っていたのではないか? 鬼滅の刃考察
鬼化した炭治郎
鬼舞辻無惨との最終決戦の最後の最後の局面で炭治郎は、鬼舞辻無惨によって鬼にされてしまいました。
鬼殺隊に敗北し、自分の肉体が陽の光によって間もなく滅びることを悟った鬼舞辻無惨が
滅び行く自分の想いの全てを炭治郎に託すことに決めたためです。(鬼滅の刃23巻 第201話)
鬼舞辻無惨が炭治郎が「最強の鬼の王」になれると確信した理由
鬼舞辻無惨は、炭治郎ならば「最強の鬼の王」になれるはずだと確信していたようですが、その理由は
■陽の光を克服した初めての鬼となった禰豆子の血を分けた兄
■鬼舞辻無惨が「化け物」だと思っている継国縁壱(つぎくによりいち)と同じ呼吸を使った
といったものでした。(鬼滅の刃23巻 第201話)
ですから、炭治郎は、鬼の始祖である鬼舞辻無惨によって鬼としての最上級の資質を認められていたということになりますね。
鬼化した炭治郎は人間に戻ったが…
鬼化した炭治郎は、鬼から人間に戻り抗体を持っていた禰豆子を噛んだことと胡蝶しのぶが作っていた薬が効いたことによって人間に戻ることができました。(鬼滅の刃23巻 第202話~第204話)
ですが、鬼となっていた時の影響が、人間に戻った後の炭治郎に何も残らなかったとは言い切れないと思います。
もしかしたら、炭治郎の体には人間に戻った後も鬼化していた時の影響が何らかのかたちで残っていたのではないでしょうか?
炭治郎に鬼化の影響は残った?残っていない?
炭治郎の子孫が炭治郎の中に残った鬼の部分を受け継いでいた!?
「鬼滅の刃」の最終回=第205話「幾星霜を煌めく命」の舞台は大正時代ではなく、現代になっていて…
「鬼滅の刃」の登場人物たちの子孫や生まれ変わった「鬼滅の刃」の登場人物たちが大挙して登場しています。
その中に炭治郎とカナヲの子孫である炭彦もいました。
そして、その炭彦が危険な登校をして警察に注意されているところが描かれていたわけですが…
集合住宅の高い階から飛び降りてみたり、建物から建物へ飛び移ってみたりと、その危険ぶりは超絶途轍もないものでした!
運動神経がどんなによくても人間には不可能なのではないかと思える動きを炭彦はしていましたし…
一つ間違えば、すぐに命を失うような超危険なことをしていながら炭彦は、全く恐怖を感じていないようでした!
炭彦が人間には不可能ではないかと思えるような動きを可能とする身体能力を持ち、恐怖を感じる心理的な機能が壊れてしまっていたのは…
炭治郎が人間に戻ってからも彼の中にまだ残っていた鬼の部分を炭治郎の子孫である炭彦が受け継いでしまったためではないかとも考えられると思うのですが…
どうでしょうかね?
炭治郎は鬼化の影響が残っていたため長生きできたかも…
痣を発現させていた炭治郎は二十五歳までに亡くなるはずでした。
ですから、鬼化した炭治郎が人間に戻ろうとしていた時に鬼舞辻無惨も炭治郎に
「鬼でなくなれば数年の内に死ぬのだぞ 痣の代償を払わねばならぬ」
と言っていました。(鬼滅の刃23巻 第203話)
ですが… もしかしたら炭治郎は、鬼化した時の影響が身体に残っていたために二十五歳を過ぎても寿命は尽きず…
痣を発現させた者としては異例な長生きをできたかもしれませんね!?
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※この記事は集英社刊ジャンプコミックス・吾峠呼世晴著「鬼滅の刃」1~23巻、「鬼滅の刃公式ファンブック鬼殺隊見聞録」、「鬼滅の刃公式ファンブック鬼殺隊見聞録・弐」などを資料にしています。
本文中( )内に鬼滅の刃○巻 第○話とある場合は該当巻・該当話を参照したことを意味します。