乙骨が模倣を折本里香解呪後も使えた事とリカの正体が判明した件 呪術廻戦考察
乙骨が久々に呪言を使った!
週刊少年ジャンプ2022年16号に掲載された「呪術廻戦 第178話 仙台結界(コロニー)⑤」では乙骨憂太が久々に呪言(じゅごん)を使っていましたね!
乙骨が呪言を使うのは百鬼夜行の際に夏油傑に対して使って(呪術廻戦0巻 最終話)以来です。
乙骨は折本里香解呪後、模倣を使えなくなり呪言も使えなくなったのでは…
夏油の体を乗っ取った羂索(けんじゃく)が、後に乙骨と夏油が戦った時のことを思い浮べながら
「乙骨憂太か 私はあの子にそこまで魅力を感じないね」
「無条件の術式模倣(コピー) 底なしの呪力 どちらも最愛の人の魂を抑留する縛りで成り立っていたに過ぎない」
「残念だけど乙骨憂太は君になれないよ」
と五条悟に対して語っていました。(呪術廻戦11巻 第90話)
ですから。折本里香解呪後、乙骨は術式模倣(コピー)を使えなくなり…
当然のことながら狗巻棘(いぬまきとげ)の術式を模倣(コピー)して使っていた呪言も使えなくなったものと思われました。
ですが、実際には乙骨は、折本里香解呪後も呪言を使えると今回の「呪術廻戦 第178話」でわかったわけですが…
「呪術廻戦 第178話」では乙骨が、なぜ呪言を使えるのかという事も折本里香解呪後の乙骨が式神のように使っていた「里香」ならぬ「リカ」の正体も明らかになりました!
折本里香解呪後のリカの正体と乙骨が術式模倣を使える事と…
「リカ」と乙骨の術式使用について明かされた事
「呪術廻戦 第178話」では
『「リカ」は折本里香の成仏後 乙骨に残された外付けの術式と呪力の備蓄』であるという事が明かされ、さらに
乙骨は指輪を通して「リカ」と接続すると、その間(接続持続可能時間は5分)は
・術式の使用
・「リカ」の完全顕現
・「リカ」からの呪力供給
が可能になるという事も明かされました。
折本里香と「リカ」の違い
折本里香は特級過呪怨霊ですが、彼女が過呪怨霊となったのは、乙骨が彼女の死を拒んだためでした。(呪術廻戦0巻 最終話)
当初は、成仏せずに過呪怨霊となった折本里香が乙骨にまとわりついているのかと思われていましたが、それは間違いで…
日本三大怨霊・菅原道真の子孫であり、五条悟の親戚(といっても超遠縁ではありますが)でもある乙骨が折本里香に呪いをかけ、成仏を阻んでいた事がわかりました。
そして、知らぬうちに呪いをかけていた乙骨が、それを解き、折本里香は成仏しました。(呪術廻戦0巻 最終話)
ですが… 折本里香解呪後も乙骨が式神のように「リカ」なる存在を使っていて、その正体がこれまで謎となっていたわけですが…
今回、この「リカ」が「折本里香の成仏後 乙骨に残された外付けの術式と呪力の備蓄」であると明かされたわけです。
でも… 「外付けの術式と呪力の備蓄」ってイマイチ何のことやらわかりにくいですが…
おそらく「リカ」は乙骨の呪力によって作り出された過呪怨霊・折本里香の複製のような存在であり…
外付けハードディスクによってパソコンのデータ容量を増加できるように「リカ」を外付けの呪力貯蔵庫として使うことによって乙骨は自身の呪力の総量を増加させているのではないでしょうかね?
完全顕現していない状態の「リカ」は常時使える!?
烏鷺亨子(うろたかこ)、石流龍(いしごおりりゅう)と戦っている乙骨は、「リカ」に一般の人々を守らせていましたが…
乙骨は指輪を通して「リカ」と接続するとMAXで5分間、「リカ」の完全顕現ができるとわかりましたが…
この「リカ」の完全顕現というのは、おそらく100%の力(過呪怨霊・折本里香と同等の力?)を発揮できる「リカ」を顕現するということであり…
その状態に比べると何分の一かの力しか発揮できないのでしょうが、完全顕現ではない「リカ」なら時間制限は特になしで常時出しておくことが可能なのではないでしょうかね?
乙骨が術式模倣を折本里香解呪後も使えるのは…
乙骨が術式模倣(コピー)ができたのは「最愛の人の魂を抑留する縛り」があったためだと羂索は言っていましたが…
それにも拘わらずに折本里香解呪後の乙骨も模倣(コピー)を使えたのは、リカを完全顕現している間は、折本里香解呪前の状態が5分間という限定された時間の中で再現されるからなのでしょうかね?
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※この記事は集英社刊ジャンプコミックス・芥見下々著「呪術廻戦」1~18巻、「呪術廻戦0巻 東京都立呪術高等専門学校」「呪術廻戦刃公式ファンブック」、週刊少年ジャンプなどを資料にしています。
本文中( )内に呪術廻戦○巻 第○話とある場合は該当巻・該当話を参照したことを意味します。