呪術廻戦考察 虎杖が宿儺の器として作られた存在だと五条は気づいていたか?
虎杖は宿儺の器として作られた存在だったらしい!
呪術廻戦第143話で描かれた虎杖が赤ん坊だった頃の回想が描かれていましたが…
そこで登場した虎杖の母親と思われる女の頭には縫い目がありました。
ですから、虎杖の母親は、現在は夏油の体を乗っ取っている羂索であり…
虎杖は、羂索によって宿儺の器として人為的に作られた存在だった可能性が非常に高いと思われます!
では… 五条は、虎杖が宿儺の器として人為的に作られた存在だということに気づいていたのでしょうか?
それとも、五条は、虎杖が宿儺の器として意図的に作られた存在だということには気づいていなかったのでしょうか?
考えていってみたいと思います。
五条は虎杖のことを宿儺の器として千年生まれてこなかった逸材と思っていたが…
虎杖を宿儺の器として千年生まれてこなかった逸材だと思っていた五条
五条は、両面宿儺の2本目の指を飲み込んでも平気でいる虎杖のことを見ながら
「確定だね 肉体の耐性だけじゃない 宿儺相手に難なく自我を保てる 千年生まれてこなかった逸材」
と心の声で言っていました。(呪術廻戦1巻 第2話)
ですから、この時点で虎杖が宿儺の器として虎杖が超逸材であることを確信していたことは間違いないわけですが…
そんな逸材が、偶然に生まれてきたわけではないという事に勘の鋭い五条ならば気づいていたのではないかと私は思います。
もちろんいくら五条といえども虎杖が、羂索によって宿儺の器として人為的に作られた存在だということに気づいていたということは考えられません。
この時点での五条は、羂索が夏油の肉体を乗っ取っているという事だけでなく、羂索の存在そのものも知らなかったはずですから、それは当たり前ですね。
ですが… 虎杖のような宿儺の器としての逸材が生まれてくるには、宿儺の器を必要としている何者かの意図が働いたこと…
つまりは、虎杖が、人為的に生み出された宿儺の器であるということを見抜いていたのではないでしょうかね!?
呪術界上層部も虎杖が宿儺の器として作られたと気づいていた?
呪術界上層部の者達が、宿儺の器となった虎杖を早く始末してしまおうとしたのも…
もしかしたら、虎杖が宿儺の器として人為的に作られた存在であることに気づいていたためだったのかもしれませんね!?
宿儺の器=虎杖を利用している何者かがいると気づけば、その何者かに利用される前に宿儺の器=虎杖を始末してしまおうと考えても当然ですからね。
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※この記事は集英社刊ジャンプコミックス・芥見下々著「呪術廻戦」1~18巻、「呪術廻戦0巻 東京都立呪術高等専門学校」「呪術廻戦公式ファンブック」、週刊少年ジャンプなどを資料にしています。
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