禪院家に不在だった炳・灯・躯倶留隊が絶命するまでの経緯 呪術廻戦考察
禪院家を壊滅させた禪院真希
乙骨憂太、禪院真希、虎杖悠仁、伏黒恵が、死滅回游に参加して伏黒津美紀や死滅回游に消極的な者が抜け出せるルールを追加しながら…
五条悟の封印を解くことも並行して進めていこうと決まった後、禪院真希は、まず禪院家に戻って呪具を回収することにしました。(呪術廻戦17巻 第)
しかし、待ち伏せていた父・禪院扇に一度敗れた後、双子の妹・真依が亡くなったことによって覚醒した禪院真希は…
完全に自分の命を奪いにきた父・禪院扇を返り討ちにしたのを皮切りに次々と自分を襲ってくる禪院家の者達を絶命させていきました。(呪術廻戦17巻 第148話~第151話)
その日、禪院家に不在だった炳・灯・躯倶留隊の者達も絶命
そして、その日、禪院家に不在だった者達=炳(へい)6名、灯(あかし)9名、躯倶留隊(くくるたい)21名も間もなく絶命したことが明かされていますが…(呪術廻戦17巻 第152話)
この炳6名、灯9名、躯倶留隊21名を絶命させたのが禪院真希であることは、まず間違いないでしょう。
※週刊少年ジャンプ2021年28号掲載時には、その日、禪院家に不在で後日、絶命したのは、「炳6名、躯倶留隊21名」となっていましたが…
ジャンプコミックス「呪術廻戦」17巻掲載時に「灯9名」が追加されていました。
炳・灯・躯倶留隊とは
なお炳・灯・躯倶留隊とは
■炳=準1級以上の実力を認められた者達で構成される禪院家最強の術師集団(呪術廻戦17巻 第150話)
■灯=術式を所持しているが、炳の銘打ち条件を満たしていない術師(呪術廻戦17巻 第152話)
■躯倶留隊=術式を持たない禪院家男児は入隊を義務づけられていて、炳の下部組織として日夜武芸を叩き込まれる(禪院真希も高専入学前まで籍を置いていた)(呪術廻戦17巻 第150話)
とのことです。
禪院家に不在だった炳・灯・躯倶留隊の者たちが絶命するまでの経緯を推察する
禪院家に不在で生き残った炳・灯・躯倶留隊が禪院真希を討とうとして返り討ちにあった!?
まず考えられるのは、その日、禪院家に不在だったために生き残った炳・灯・躯倶留隊の者たちが、禪院真希のことを仇敵・反乱者と見做し…
禪院真希を討とうとして襲撃したが、次々に返り討ちにされたということでしょう。
まさかとは思うが… 全部壊すため、禪院真希が生き残った者たちを襲ったということも…
まさかとは思いますが… 禪院真希が、正当防衛的に自分を討とうとした者たちを返り討ちにしたのではなく…
禪院真希の方から生き残った者たちを襲撃し、絶命させたということも全く考えられなくはありません。
禪院真依は、この世から旅立つ際に双子の姉である禪院真希に
「……一つだけ約束して 全部 壊して」
「全部だからね お姉ちゃん」
と言っています。(呪術廻戦17巻 第149話)
これが、実際にあったことなのか、それとも禪院真希が見た夢か幻だったのかは、定かではありませんが…
禪院真希が、妹・真依が願っていたとおりに「全部」を壊すことにこだわり…
禪院家の者達全員を絶命させることにこだわり…
彼女の方から、生き残っていた炳・灯・躯倶留隊の者たちを襲い、絶命させたということもあり得なくはなさそうです。
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※この記事は集英社刊ジャンプコミックス・芥見下々著「呪術廻戦」1~17巻、「呪術廻戦0巻 東京都立呪術高等専門学校」「呪術廻戦公式ファンブック」、週刊少年ジャンプなどを資料にしています。
本文中( )内に呪術廻戦○巻 第○話とある場合は該当巻・該当話を参照したことを意味します。