なぜ虎杖は死滅回游の泳者プレイヤーに最初からされていた? 呪術廻戦考察
結界に入る前から泳者プレイヤーの一人となっていた虎杖
虎杖悠仁は、死滅回游の結界(コロニー)に入る前から泳者(プレイヤー)の一人として扱われていました。
このことを知った時に伏黒恵が
「いや おかしいだろ!! 何で虎杖がもう泳者(プレイヤー)としてカウントされてんだ」
「羂索(けんじゃく)に術式や呪物を配られた奴以外は結界(コロニー)に侵入して初めて泳者(プレイヤー)になるハズだろ」
と言っています。(呪術廻戦18巻 第158話)
虎杖本人は納得しかけていたが…
当の虎杖は
「宿儺も羂索と契約して呪物に成った術師の一人だったんじゃねぇかな」
と言って納得しかけていましたが、伏黒虎杖はそう言われても納得できなかったようで
「死滅回游への参加が契約に含まれてるのか……?」と考えた後…
「でも やっぱりおかしい 宿儺の指は虎杖(オマエ)の意志で取り込んだろ 俺が証人だ」
と言っていました。(呪術廻戦18巻 第158話)
伏黒と同様になぜ最初から虎杖が死滅回游の泳者(プレイヤー)になっていたのかを疑問に思っている人は多いと思いますので…
今回は、その理由について考えてみることにしました。
虎杖が死滅回游の泳者プレイヤーに最初からなっていた理由は?
宿儺の器として羂索に生み出された虎杖は特別!?
虎杖悠仁が、宿儺の器として羂索によって意図して生み出された存在であることは間違いなさそうです。
ですから、死滅回游を仕掛けた羂索が、宿儺の器である虎杖を死滅回游に参戦させる必要があると思っていれば…
最初から虎杖のことを死滅回游の泳者(プレイヤー)として扱っていたとしても全く不思議ではないと思います。
羂索が死滅回游を仕掛けた真の目的が、いったい何なのかはわかっていませんが…
宿儺の器である虎杖、あるいは、両面宿儺そのものの存在を目的を達成させるためには必要と羂索が考えていたとすれば…
虎杖のことを最初から死滅回游の泳者(プレイヤー)の一人として扱っていたのは、当然のこととなりますね。
虎杖の推察が的を射ていた!?
宿儺の指を虎杖が自分自身の意志で取り込んだ以上、宿儺が羂索と契約して呪物になった術師の一人だったとしても…
虎杖が最初から死滅回游の泳者(プレイヤー)として扱われることに伏黒は納得できなかったようですが…
それでも実は、虎杖が最初から死滅回游の泳者(プレイヤー)として扱われていたのは、虎杖が推察していたとおりに…
宿儺が羂索と契約して呪物になった術師の一人だったためということもあり得るかもしれませんね!?
羂索は、渋谷事変の際に
「虎杖悠仁のように呪物を取り込ませた者 吉野順平のように術式を所持しているが脳の構造(デザイン)が非術師の者 それぞれの脳を術師の形に整えたんだ」
「前者は器としての強度を 後者は術式を発揮する仕様を手に入れた」
「彼らにはこれから呪力への理解を深めるため殺し合いをしてもらう」
と言っていましたから…(呪術廻戦16巻 第136話)
伏黒は、どうしても納得ができなかったようですが、虎杖が死滅回游の泳者(プレイヤー)として最初から扱われていても、それほどおかしくはないようにも感じられます。
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※この記事は集英社刊ジャンプコミックス・芥見下々著「呪術廻戦」1~18巻、「呪術廻戦0巻 東京都立呪術高等専門学校」「呪術廻戦公式ファンブック」、週刊少年ジャンプなどを資料にしています。
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