スパイファミリー考察 ベッキーの精神年齢は高いのか?そうでもないのか?
ベッキーは大手軍事企業ブラックベルCEOの令嬢
アーニャの仲よし=ベッキー・ブラックベルは大手軍事企業ブラックベルCEOの令嬢ですが…
ベッキーの精神年齢はアーニャや他の同学年の子供たちよりもずっと高いようにも思えますが、本当にそうなのでしょうか?
この事を考察するための材料は、けっこうたくさんありますので…
その材料を踏まえ、結論を出すようにしたいと思います!
ベッキーの精神年齢が高いかどうかを推察するための材料
同級生たちを客観的に評価するベッキー
入学初日にいきなりダミアンのことを殴ってしまったアーニャのことを同級生たちは白い目で見てヒソヒソと陰口をたたいていましたが、そんな同級生たちの様子を見てベッキーは
「人間ってアサハカよね ヒョーメン的な情報でしか物を見れないっていうか」
と言ってアーニャを感心させ、彼女に
「おまえ あたまいいひと…?」
と言わせていました。(スパイファミリー2巻 MISSION:9)
このベッキーの同級生たちの言動を客観的に分析し、的を射た評価をしているところには、とても小学生になったばかりの子供とは思えないものがありました。
アーニャをちゃんと「スターライトアーニャ」と呼んでいたベッキー
人命救助によって星(ステラ)を獲得し、いい気になっていたアーニャに
「“すたーらいとアーニャ”と呼べ」
と言われたベッキーは…
その後、アーニャが普通にアーニャと呼んでも返事をしないでいると「めんどくさ…」と思いながらもアーニャのことを「スターライトアーニャちゃん」と呼んでいました。(スパイファミリー3巻 MISSION:17)
ドラマ派のベッキーはアニメ派のアーニャを「まだまだコドモ」と見做す
ドラマ「バーリント・ラブ」がお気に入りのベッキーはアーニャに
「昨日の「バーリント・ラブ」見た? ヴィンセントに抱きしめられるシーンがもうドキドキで〰」
と言って「アーニャ どらまよりあにめは」とアーニャに言われると
「アーニャちゃんてまだまだコドモよね~ レンアイとかキョーミなさそうだもんね~」
「愛があればねー 空だって.飛べちゃうのよ」
などと言っていました。(スパイファミリー5巻 MISSION:25)
ドラマ「バーリント・ラブ」の影響を受けてなのか恋愛に興味アリアリのベッキーはドラマよりアニメ派のアーニャのことをまだまだ子供と見做し…
それに比べて自分は大人だと思っていましたね!
ベッキーは写真を見ただけでロイドに一目惚れ!
アーニャはボンドも含めたフォージャー家全員が一緒に写っている家族写真を「じなん」(ダミアン)への「ひみつへいき」にするつもりでイーデン校に持ってきましたが…
ベッキーはその写真を一目見ただけでロイドに一目惚れしてしまい
「なにこの超絶カッコイイ男の人は!?」
「もしかしてアーニャちゃんのお父さま!?」
「ちょっとこんなの聞いてないわよ!! 紹介しなさいよ!! ねぇなんていうお名前なの!? お付き合いしてる人はいるの!?」
などと言った挙句…
「ねぇこの写真ちょうだい!? ありがとー!!」
と言って、アーニャが「じなん」に対する「ひみつへいき」にするつもりだった写真を勝手に自分のものにしてしまっていました。(スパイファミリー5巻 MISSION:25)
ダミアンを助けたアーニャのことを見てベッキーは…
ジョージの策略からダミアンを助けたアーニャのことを見ていたベッキーは
「カッコイイよアーニャちゃん! 私までキュンとしちゃったよ〰!!」
「この想い ダミアンにも伝わったよ♡ ね?♡」
などと言ってダミアンを真っ赤にさせていました。(スパイファミリー5巻 MISSION:28)
アーニャがダミアンに気に入られるようにアシストしようとするベッキー
アーニャがダミアンに恋しているものと思い込んだベッキーは、アーニャがダミアンに気に入られるためのアシストを買って出て
「男なんてケッキョク女の見た目にだまされるのよ オシャレしてかわいくなれば あんなやつイチコロよ!」
などと言ってアーニャを買い物に連れ出していました。(スパイファミリー6巻 MISSION:36)
マーサの回想によればベッキーは…
ブラックベル家に仕える執事マーサの回想によれば、ベッキーは幼稚園時代、自分と同い年の子供たちをガキと見下し、そのために子供たちから嫌われていて…
「程度の低い連中と群れてもいいことないわ!」
と言ってイーデン校への入学も嫌がっていたようです。
それでもイーデン校に入学することになると
「まあいいわ 周りに合わせてニコニコ生きるのもオトナの作法だもんね」
などと言って、マーサに
「物事や他人を知ったつもりになってはいけません まずそれをやめることが大人への第一歩ですよ」.
と言われてしまっていたようです。(スパイファミリー6巻 MISSION:36)
アーニャがダミアンとの結婚を視野に入れていると思い込むベッキー
父親(ドノバン・デズモンド)と会うのをやめようとしていたダミアンを父親に合わせようとしたアーニャの言動を見て…
ベッキーはアーニャがダミアンとの結婚を視野に入れているものだと思い込んでいました。(スパイファミリー6巻 MISSION:37)
ベッキーは悪者を倒してきたという話を本気にされなかったアーニャに…
客船プリンセス・ローレライで悪者を倒してきたという話をして、誰にも信じてもらえすにシュンとしていたアーニャの肩をポンポンと叩いてベッキーは
「わかるわアーニャちゃん」
「人は時に自分を大きく見せようと着飾ってしまう生き物なのよ でもそうやって その理想の自分に近づくよう努力してステキなレディになっていくのよ」
などと言っていました。(ママがそう言っていたらしいですが)(スパイファミリー9巻 MISSION:57)
ベッキーはロイドに交際を申し込むつもりでフォージャー家にやって来たが…
ドラマを見ていて、その影響を受けたベッキーは、ロイドに交際を申し込む気満々でフォージャー家にやって来ました。
そして、ロイドの言動の一つ一つをロイドが女性としての自分に魅力を感じてのものと思い込み、ドラマで得た知識を使ってロイドを誘惑しようとしましたが…
当然のことながら、それでロイドを誘惑することは全くできませんでした。
そして、ヨルの人間離れした強さ(頑丈さ)を目の当たりにし、ロイドが強い女が好きなのだと勘違いしたベッキーは、ヨルに弟子入りしていました。(スパイファミリー9巻 MISSION:59)
ベッキーの精神年齢は同学年の子供たちよりは高いのかもしれないが…
ベッキーが自分は大人だと思い込んでいることは間違いない!?
上記のようなベッキーの言動から推察すると彼女が同学年、同年代の子供たちを自分よりも子供だと思い込み…
自分は他の子供たちよりもはるかに大人だと思い込んでいることは間違いなさそうに思えます!
ベッキーは自分を客観視できていない!?
ですが… ベッキーがロイドが自分を女性として見ているものと思い込んだり、女としてヨルからロイドを奪うことができるものと思い込んでしまったりするのは…
彼女が自分のことを客観視できていないためでることもまた間違いありませんよね!
ベッキーが自分を客観視できないのは子供だから!?
では、なぜベッキーが自分を客観視できていないのかというと…
それはベッキーがまだ自分を客観視できるほど大人になっていないからなのではないでしょうか?
ですから… ベッキーは自分でそう思い込んでいるほどには、まだ大人ではなく、自分で思っているよりは子供ということになるでしょうね!?
とはいえ… ベッキーの言動は、やはり同年齢の子供に比べ、彼女の精神年齢が高いことを示唆していることも否定はできません。
結論としては、ベッキーの精神年齢は、やはり同年代の子供たちよりはかなり高いですが…
ベッキー自身が思い込んでいるほどに高いわけではないというところになりますかね!?
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※この記事は集英社ジャンプコミックス・遠藤達哉著「SPY×FAMILY」1~9巻、「SPY×FAMILY公式ファンブック EYES ONLY」、「少年ジャンプ+」などを資料にしています。
本文中( )内にスパイファミリー○巻 MISSION:○とある場合は「SPY×FAMILY」該当巻・該当話を参照したことを意味します。